家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、監理を担当
大阪の市街地、準工業地域・準防火地域に建つ木造3階建ての住宅です。
敷地面積約60平方メートル、北側の前面道路と3方を建物で囲まれた条件の中、1階に広い工房、2~3階に明るく落ち着きのある居住スペースを計画しました。
工房に大型の加工機械を設置するため、1階の天井は約3.7mとかなり高めに設定。2~3階は階高を抑えながら、屋根勾配を利用した開放的な内部空間として道路斜線制限をクリアしています。
今回は、内装施工は主に建主自らが行い、仕上げをラフに、階段も軽快に、木の素材そのままをあらわして完成させたいという希望であったので、外壁を耐火構造にして内部の防火規定を無くす「木造 ロ準耐」というルートで法規制を満たしています。
建主自らが自由に手を加え、訪れる度に進化しているようで、その発見がとても楽しみな家になりました。
左側のガラス戸は2、3階住居の玄関、 道路側の鉄扉は1階工房の入り口です。
2階LDKには1.5m持ち出したバルコニーを設置。 しっかり目隠し板を付けることで窓はカーテンレスに。 バルコニーごとLDKに取り込み明るく開放的な空間になりました。
バルコニーの床はエキスパンドメタルで製作し、防水工事や日々の清掃、将来的なメンテナンスを省略しています。
ホールに洗面コーナーを設けました。
室内物干しスペースにもなります。
子ども室×2。 ロフトベッドは、下が机と収納スペース。 右側のベッドのデザインスケッチをお渡しし、建て主さんが製作されました。 左側のベッドは建主さんアレンジで。 素敵な組み合わせの2部屋ができました。
工房の鉄扉は高さ約3.4m。 開放すると車が入れます。
デスクワーク用の空間もあります。