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これは、長い都会生活の後に、田舎に終の住処を求めた老夫婦のための住宅です。建主さんが手に入れたのは、100坪の宅地と100 坪の耕地あわせて200坪。長野県の佐久は田舎暮らし移住地候補の人気エリア。とはいえ積雪はないものの厳しい冬季と快適な夏季を過ごすことができる土地です。ですから四季を満喫しながら、家庭菜園を楽しみ、友人や家族が集うことのできる住宅を実現しています。冬季には厳しい寒さが訪れるこの辺り。基礎を含め地元の工務店とも検討した寒冷地仕様の床・壁・天井とし、そこに床暖房と薪ストーブを導入しています。薪ストーブが置かれた土間スペースは、家庭菜園のための作業場であり釣りが趣味の建主の作業場でもあります。冬季は太陽光が差し込み暖かさを蓄えてくれます。長期の休暇時期には遠方から娘夫婦や孫たちが訪れ賑やかとなります。そうしたときには畳室とロフトスペースが活躍します。夏季には風の抜ける平屋ならではの快適さが来客を誘います。
南向きの縁側空間ともつ平屋建ての住まいです。外壁は杉板に紅殻入り柿渋を塗っています。この辺りの景観に馴染む昔ながらの方法です。薪ストーブが置かれた土間スペースは、家庭菜園のための作業場であり釣りが趣味の建主の作業場でもあります。冬季は太陽光が差し込み暖かさを蓄えてくれます。
リビングからは100坪の庭が見えます。庭の多くは耕地で、老夫婦では食べきれないほどの野菜畑となっています。