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設計、施工、監理を担当
都心の住宅街に建つ邸宅。変形の敷地の形状を利用し、それぞれの空間を斜めに繋ぐことで抜け感のある構成とし、より広く開放的に感じられる居住空間を確保しました。敷地南側に設けた坪庭や中庭、バルコニーなどの外部空間と各部屋がつながるように設計し、密集した住宅街でも近隣の目を気にすることなくくつろぐことができ、また十分な採光通風を得ることができます。その時々で好みのインテリアコーディネートを楽しめるような、シンプルかつ上品な内装にまとめています。都心の暮らしをいっそう豊かに楽しむことのできる住まいに仕上がりました。
モノトーンと木の割合、モダンとアンティークのバランスが絶妙で、シンプルかつ上質な雰囲気が魅力的なY様邸。ご夫婦のほか小さな男の子2人が暮らす邸宅とは思えないほどの洗練されたインテリアは、奥様が中心となって手がけられたものです。
家族が心地よく暮らせることはもちろん、好みのイメージを形にするためにY様が工夫されたのは、様々な実例を見ることでご自分の好みを明確にすることと、設計士と積極的にコミュニケーションを取ることだった、と奥様は話します。
以前住んでいたのは近隣のマンションです。そのマンションは、入居当時から6年後の取り壊しが決まっていました。幼稚園や公園が近く子どもとの暮らしに便利だったので、しばらくそこで暮らしていましたが、いよいよ取り壊しが2年後に迫った頃、新たな住まい探しを始めました。
新居への条件は、出勤時間が早い主人と子どもの通学のために都心であることと、子どもたちの成長に伴って、より空間的なゆとりが確保できること。都心では防犯やごみ出しなどの面を考えるとマンションにメリットがあると考えましたが、私たち夫婦が元々戸建で育ったということから漠然と戸建を希望していましたし、都心に土地を持つということの資産価値上のメリットを考えて戸建を選択しました。せっかくならマンションで叶えられなかった理想の住まいで暮らしたい、という思いもあり、家を建てることにしました。
大手のハウスメーカー2社とテラジマアーキテクツを比較検討していました。主人は各社から出されたプランを冷静に比較するタイプでしたが、私は打ち合わせの時にこちらの話をきちんと受け止め、理解してくれるか、ということを重視していましたね。
最終的には、印象の良かったハウスメーカー1社とテラジマアーキテクツの間でプランを比較して決定しました。
実は土地を決定する前にテラジマアーキテクツに相談していて、検討中の土地で参考プランを提案してもらったところ、思っていたより広い住まいが手に入りそうだということがわかったものの、この土地の条件だと地下工事が必要になるため建物のボリュームに対して割高になる、ということをコンサルタントの原さんから聞いていたんです。結果的にその土地を購入したのですが、どんなことも「出来ますよ」と簡単に仰るのではなく、不利なこと、できないことをはっきり言ってくださったことに、信頼できる会社だと感じたことが大きな後押しになりました。
また、主人の同僚が昔テラジマアーキテクツで家を建てていて、とても良かったという評判を直接聞いていたこともあり、主人も好印象を持っていたようです。
当初の希望は、ダイニングが明るいこと、2階のLDKは最大限に広くすること、2台分の駐車スペース、家族の居室を確保できる間取りの4点でした。引渡しの時には、想像以上の仕上がりに感動したのを覚えています。
あまり感情的なことを言わない主人が、「早く帰ってきたくなる」と言っていたのが印象的でした。忙しくて実際にはなかなか早く帰れないのですが、主人もきっと喜んでいたのだろうな、と思います。
思えば上棟のときには大雨だったり、引越しの都合で工期がタイトだったりと大変なことがたくさんあったと思うのですが、スタッフの皆さんが頑張ってくださったんだなぁと、感謝でいっぱいでした。
私たちのライフスタイルに合わせて希望通りに造ってもらったので、以前の住まいの時と変わりなく、気持ちよく暮らすことができています。
今は子どもたちが小さいので家で過ごすことが多いのですが、マンションに比べて過ごす場所が格段に増えて、過ごし方のバリエーションが広がりました。
地下のガレージではネットを張って子どもたちが野球のバッティング練習をすることができますし、子ども部屋には運悌(うんてい)を付けてもらって、遊びながらトレーニングができるようになりました。
私は中庭で植物の手入れをしたり、階段の掃除をしたり… 今までに無い過ごし方ができることが楽しいですね。
私にとって一番大きいのは、キッチンがダイニングやリビングと同じ空間にあり、オープンになったおかげで、家族と顔を合わせながらご飯を作れること!
毎日、息子たちが大好きな肉料理を作っていますが、お気に入りのキッチンならいつもの料理も気分よくできますし、毎日が少し楽しくなりました。
建築中には予算の都合で後回しにしていた植栽関係については、これからもっと充実させていきたいと思っているんです。
引渡し後に自分で業者さんを手配して植栽を入れたのですが、植えた木が育った後の見え方や、どのくらい目隠しできるかなど、想像と違った部分があって、実は少し後悔していて…
今、改めてテラジマアーキテクツに相談しているところですが、植栽を入れるなら設計のプロの目線できちんと選んでもらったほうがいい仕上がりになる、ということは、これから建てる方にぜひお伝えしたいです!
担当してくれるスタッフの皆さんと、たくさんコミュニケーションを取るといいと思います。
最初は私も「どこまで希望を言っていいのかな」と遠慮する部分があったのですが、伝えてみると上手く進むことが多かったし、良いものは取り入れてくれたり、良くない場合はアドバイスをくれたり、といったやりとりができたおかげで、満足のいく家を建てることができたと思っています。
ちょっとうるさいと思われても(笑)わからないことは相談したほうがいいと思います。
私は具体的に希望を伝えるタイプでしたが、具体的な希望がなくて設計さんに色々提案してほしい、という場合でも、それをきちんと伝えれば、的確な提案をくださると思いますよ。
中庭とトップライトから光が射す、明るいリビングダイニング。シンプルな高天井の空間にシャンデリアが映えます。以前のお住まいにいた頃から使っていらっしゃるというアンティーク家具が、モダンな空間に温かみを沿えています。
白い光沢のある面材と、グレーの筋模様のあるセラミックストーンを組み合わせて、清廉でシックな印象にまとめたキッチン。素材の組み合わせを自由に楽しめるのは、オーダーキッチンならではです。空間になじむシンプルなデザインながら、このLDKを象徴するアクセントになっています。
リビング側からダイニングをのぞむ景色。土地の形状に合わせ、中庭を挟んで少し角度をつけて配置しています。この「少しの角度」が、シンプルな空間をドラマティックに見せてくれる仕掛けです。
隣家からの視線が気にならないよう、すりガラスの柵を立ててプライベート感を出したバルコニー。家族でバーベキューを楽しむときやお子様がプール遊びをするときなどに役立つ水栓も設けました。
ふたつのボウルが並んだ、広々としたサニタリールーム。洗面台横の壁の向こうにはトイレ、その奥には浴室があり、海外のホテルのような一体の空間としました。洗面台の下に設けた棚は、インテリア性も高くタオルなど格納するのに便利。
玄関の扉を開くと目の前に中庭が広がる、開放的な玄関ホールです。ゆったりとした広さで、来客を迎えてもゆとりがあります。シューズインクローゼットを設けて、生活感のあるものや靴、コートなどはすべて見えないところに格納できる工夫をしました。
ふたりの男の子の部屋。「体力づくりのために」と雲悌やハンモックを設けた「遊べる子ども部屋」です。成長に合わせて空間を仕切ることができるよう、ふたつの扉を設けています。