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設計、施工、監理を担当
都心の駅から5分以内という利便性の高い敷地。住宅街で建物が近接していること、建蔽率や容積率、斜線制限などの厳しい諸条件のなかで、広がりと抜けを感じられるゆとりのある邸宅を作ることをテーマとしました。
まず1階に家族の寝室、2階にワンフロアの大空間LDKを計画。中庭とバルコニーに囲まれたLDKは二面開口ながら、外からの視線が届きづらいよう配慮を重ね、天井高も高めに設定することで縦横に広がりを感じられるようにしました。
斜線制限により生まれた天井の勾配は、板張りの天井でアクセントをつけるなどして空間の連続性、広がりを強調する要素として活かしています。アプローチやビルドインガレージなどご希望の要素を盛り込んで、豊かな空間に仕上げました。
明るい色調で軽やかにまとめた、約31帖のリビングダイニング。間接照明を設けるための下がり天井の部分を板張りにし、華やかに仕上げました。天井から連なるペンダントライトが目を引きます。 中庭側、バルコニーに面したリビングには大きな窓があり、明るく清々しい印象の空間となっています。 リビングの引き戸の奥は小部屋になっており、お子さまの遊び場としても活躍しています。 ■Pendant light:BOCCI(ボッチ)
ハイサイドライトのある勾配天井のリビング空間。テレビ背面にはお施主様のご要望により、「ソリド」という調湿効果のある再生素材を使用。自然と優しく調和するインテリアが魅力です。
家族4人と愛犬のためのダイニング。階段ホールに印象的なペンダントライトがある分、ダイニングの天井にはダウンライトを3つ並べてすっきりと見せ、造作収納上部に間接照明を仕込みました。 収納の空いている部分は愛犬のためのスペースです。
板張り天井のキッチン。濃淡のある木の色をランダムに並べました。 ダイニング、リビングまで同じ板張りとすることで、空間的なつながりが強調され、より奥行きと一体感を感じられるよう工夫しています。 レンジフードが隅に綺麗に収まる配置や、使い勝手の良い大容量の収納、カウンターなど、こだわりを詰め込んだキッチンです。
階段ホールを兼ねた玄関は広々と計画しました。上質感のある壁のタイルやルーバーが印象的です。 ルーバー裏手には洗面台を設け、外出時の身支度や帰宅時の動線をよりスムーズでコンパクトに。 中庭への大きな窓から光と緑を感じられ、心地よい空間です。
キッチンと合わせて造作した洗面台。手前が浅く、奥が深くなるようにデザインして、水はけがよくクリーンなボウルを作りました。ツーボウルのゆったりとした空間は洗濯室を兼ね、主に家族用として計画しました。 ■Wash basin:Living Products(リビングプロダクツ)
ビルドインガレージをガラス張りとし、より広々と感じられるアプローチに。愛車の姿を眺めて楽しむこともできます。一角には愛犬の足洗い場を設けました。 壁に使用したのはタイルではなく、リビングのテレビ背面と同じ「ソリド」という素材。室内外で同じ素材を使うことで、統一感のある意匠となっています。