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設計、施工、インテリアを担当
築数十年を経たヴィンテージマンションの時間を経た建物ならではの躯体を、熟成した空間の魅力に変えているのは海外で購入した家具、お気に入りの写真などが織りなす美しきバランス。
そして、グリーンで風景を繋ぎ、空間にみずみずしさをプラスする技。
モノが多いのにすっきりと落ち着く、置き方、飾り方は必見!
外壁にはツタが絡まり、歳月が育てた植栽に囲まれたヴィンテージマンション。
海外生活が長いDさん夫妻が日本で求めた住まいだ。
ワンルームのように使えるフラットな広さと、海外で購入した家具や雑貨とも調和する、こなれたロフトスタイルの空間を希望。築50年以上のマンション、約100㎡をフルリノベーションした。
天井は剥いでむき出しとし、床はあえて古材を張った。
建物の持つ経年の魅力と融合させ、ナチュラルな温かみを添えている。
キッチンやオーディオコーナーは部屋に落ち着きをもたらすシックな木製ブラインドを設置。
一方、リビングは「窓の外の葉が風に揺れる様も面白いから」とあえてカーテンなどをつけず、ピクチャーウィンドーとして楽しむことにした。
共用部のため窓ガラスを替えることはできないが、それがかえってよい味わいを演出。ソフトフォーカスをかけた動画のように、木漏れ日や葉のシルエットを見せている。
大ぶりのソファに身を預けて好きなコーヒーを飲む。
お気に入りの〈マッキントッシュ〉で音楽をかけながら読書。
出張も多い多忙な日々だが、自宅に戻れば心地いいくつろぎのときが待っている。
海外とのオンラインにて打ち合わせをしました。
その時にお住まいの部屋の雰囲気、インテリアを画面越しにいろいろ見せて頂いたので、お持ちのインテリアが馴染むデザインを考えながら打ち合わせを行い、デザインを決めていきました。
海外生活が長い夫妻が海外で購入した家具や雑貨とも調和していて、ヴィンテージ感=古びたものにしないインテリアのテクニックが印象的でした。