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設計、施工を担当
ダイニングにソファを配置し「小さな居場所」を確保してあります。
外壁に焼杉を張って仕上げています。焼杉にも様々な種類があり、今回採用したのは焼いた後にブラシで表面を削ったものです。その上から風合いや手触りを損なわないような撥水性の塗料を塗布してあります。
屋根を支える垂木と軒天井はベンガラ塗装。黒でも茶でもない微妙な色味に仕上がりました。⠀
ダイニングから通り間とリビングを見る。天井を低くした部屋と勾配天井の組み合わせです。⠀
リビングは檜無地の床材。長さが3940mmの一枚物です。
子供たちが「見てーゆうひきれー」とはしゃいでる姿を見て、この設計が正解だったことを確信しました。
「小さな居場所」として階段下に子供たちのスタディーコーナーを設けました。床を一段下げ床座ではなく、椅子座としています。サッシの向こう側は「なか庭」。
土地の特性上、風がよく吹き抜けます。大きな開口部から風を取り入れ、天窓から抜ける。エアコンなしで、夏を心地よく過ごすために。
アイアンの手摺と無垢材。木の柔らかい空間に、硬いアイアンが入ることで空間がしまって見えるように計画しています。⠀
2階の主寝室は勾配天井、壁と天井をシナベニヤで仕上げました。部屋のカドに細長い窓を入れ、通風のみを確保。暗さを出し、落ち着ける空間に。