戸建リノベーション・リフォーム

『武蔵境の家』 日本家屋と庭を生かした家族が集う空間へのリノベーション

『武蔵境の家』 日本家屋と庭を生かした家族が集う空間へのリノベーション (居間)

居間

居間から縁側越しに南庭を眺める。既存の4連引違い障子を袖壁に引込む形に変更して再利用することで、美しい庭の緑をこれまで以上に室内から楽しめるようになった。

『武蔵境の家』 日本家屋と庭を生かした家族が集う空間へのリノベーション (洗面脱衣兼家事室)

洗面脱衣兼家事室

東向きで朝日が差す洗面脱衣兼家事室。既存の引違い窓枠を兼ねて鏡と棚を設置した。

『武蔵境の家』 日本家屋と庭を生かした家族が集う空間へのリノベーション (台所)

台所

既存の柱を整理して、半島型の台所を計画。

『武蔵境の家』 日本家屋と庭を生かした家族が集う空間へのリノベーション (居間とロフト)

居間とロフト

吹き抜けのある居間がこの家の中心。既存の梁をそのまま見せる仕上げとした。

『武蔵境の家』 日本家屋と庭を生かした家族が集う空間へのリノベーション (台所)

台所

台所から勝手口まで一直線に伸びた動線。北(左側)窓は既存の浴室とトイレの窓をそのまま利用。

『武蔵境の家』 日本家屋と庭を生かした家族が集う空間へのリノベーション (居間と庭)

居間と庭

奥座敷から居間を見る。

写真の説明を固定表示

(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)

いい家!
3

この家がいいと思ったらクリック!

関わり方

設計, 監理

用途

自宅

居住者

家族(子供1人)

所在地

東京都武蔵野市

費用

設計・施工:1000万円代中盤

延床面積

111㎡

施工面積

82㎡

改修規模

部分リノベーション・リフォーム (キッチン/リビングダイニング/寝室/浴室/トイレ/ウォークインクローゼット/ロフト ※奥座敷、個室は既存利用)

階数

平屋

間取り

4K → 3LDK

築年数

30年

期間

設計:5ヶ月 、施工:3.5ヶ月

完成時期

2017年08月

施工会社

村上建築工舎

間取り

リノベーション前

リノベーション後

築30年を超えた平屋の木造住宅の改修です。小学生の娘さんのいる3人家族が新しく住むことになり、その設計を相談されたのがこのプロジェクトのきっかけです。

既存の住宅は中廊下型の日本家屋で、玄関をはさんでパブリックな二間続きの座敷とプライベートな寝室と台所に分けられています。暮らし方と間取りのギャップ、温熱性能の乏しさが課題でしたが、躯体の状態はよく、当時としては珍しいベタ基礎に、ヒノキ普請の丁寧なつくりで、当時のつくり手の想いが伝わってくるようでした。

今回の改修では南庭に面した中座敷を居間として計画。吹き抜けのあるその居間を中心に家族が集う姿を想像しました。効率的に家事ができるような短い回遊動線で既存窓を生かした間取りとして、既存空間とも馴染むような仕上げ(床は飯能ヒノキ、天井や壁は珪藻土)としています。天井や床下には断熱材を追加、縁側には断熱スクリーンを取り付けた上、緩衝空間としての縁側は引き継いで温熱環境にも配慮しました。

日本家屋のよい部分を生かしつつ、現在の暮らしにフィットする空間づくりを心がけた改修です。

家づくりのきっかけ・施主の要望

築30年を超えた平屋の改修。中廊下型で、玄関を挟んでパブリックな二間続きの座敷とプライベートな寝室と台所に分けられており、現在の暮らし方と間取りのギャップ解消、温熱環境の改善が施主の要望でした。

この事例の見どころや工夫したところ

・南庭に面した、家族の集う居間中心の間取りに変更。小屋裏空間を利用した吹き抜けやロフトを設えたことに加え、障子を引込むと美しい庭の緑をこれまで以上に楽しめるようになりました。
・効率的に家事を行えるよう、回遊出来る短い動線計画を実現。既存の窓は生かしつつ、間取り変更により水回りも明るく風通しのよい空間にしました。
・断熱材の付加(天井・床下)、ダブルハニカムサーモスクリーン設置(縁側)、カウンターアローファンでの熱気排出(ロフト)、熱的な緩衝空間としての縁側を残す等、温熱環境の向上に努めました。既存床や外壁を極力壊さないことで、ゴミの減量化も試みています。

施主の感想

リビング、台所を建物中央に配置していただいたことで、空間全体を有効に使えるだけでなく、風通しのよい快適な建物となりました。
また、檜材や切妻屋根の天井空間を利用した吹き抜けやロフトの採用により檜の柔らさと空間の広がりを感じることができ、改修ならではの新旧の良さを感じられる気持ちの良い家に大満足です。

事例の進み方

ご相談を受けてからおよそ2~3週間に一度のペースで打合せを重ねました。比較的早いタイミングで工務店を決めて、産地見学や施工体験など家づくりのプロセスも楽しめるような関係性を築きました。

印象に残っていること

床板や枠材のヒノキや構造材の杉を見に飯能材木屋さんにみんなで行ったり、施工現場で職人さんの指導のもと鉋掛けや左官塗り、塗装体験など、施主参加型の家づくりを行いました。

いい家!
3

この家がいいと思ったらクリック!

この事例のコンセプト

手掛けた建築家

後藤智揮

後藤智揮

木をつかった気兼ねなくつかえる素直な建築、空間をつくります。

所在地

神奈川県川崎市高津区二子

資料請求

専門家のことをもっと知るため、まずは資料請求してみましょう。作品集やカタログ、会社概要など、資料の内容については専門家にご確認ください。

こんな相談ができます(匿名)

住宅事例や対応エリア・金額感についての質問や、打ち合わせの日程や内見同行の相談など、匿名で問い合わせ可能です。

後藤智揮さんのそのほかの住宅事例

この住宅事例を見ている人におすすめ

もっと見る

後藤智揮

建築家 / @神奈川県