注文住宅

逗子の家―気持ちの良い場所

面積:

112㎡

築年数:

1年

エリア:

神奈川県逗子市

実施時期:

設計 :2011年10月~2012年3月 施工 :2012年5月~2012年10月

内容:

変形した敷地と、東側に覆いかぶさるような山の緑、これがこの家を作るときのヒントになりました。
居間の東南の角を吹き抜けにする、そこにゆったりとした階段を作り、広めの踊り場にベンチと本箱を設けて、子供たちが本を読む場所としました。
そのベンチの前には吹き抜けの上まで届く大きなガラス面として、裏山の緑を取り込むようにして、気持ちの良い場所が出来上がりました。
高い断熱性能と、太陽熱を利用したパッシブソーラーシステムで、快適な環境を作っています。

洗面室から浴室まで、同じタイルを張り、浴室の壁にはヒバの板張り、ドアもヒバのガラス戸として、ぬくもりを感じられるバスルームになっています。
家族分の下着の入る収納を用意してあります。

リビングから緩やかにつながって、キッチンの横にあるダイニングルーム。
大きな木製サッシを開けると、デッキと庭に繋がっている。

二人の女の子のための子供のスペースは、広い空間を自由に使い、自分たちで少しずつ領域を作ってゆくように考えて、可動式の収納と本箱を用意しています。

リビングに対面するキッチンは、家族の様子を見守りながら作業ができます。玄関から、洗面室へとつながる動線は回遊動線となっていて、使いやすい家事空間となっています。
キッチンはオリジナルで、他の家具に合わせた米松の扉と、特注のステンレスカウンターを備えています。

吹き抜けと階段のあるリビングルーム。ダイニングと微妙にずれた位置でつながる。

ゆったりした階段の踊り場にベンチと本箱を設けて、子供たちの読書の場所を作りました。
吹き抜けの大きなガラス面からは裏山の緑が見渡せます。

この住宅事例を手掛けた建築家

小島建一

建築家 / @東京都

家を建てるということは、そこに住む家族の生活の場を作るということだと思います。家族の生活のあり方は、家族ごとにみんな異なっているとすれば、家のあり方も家族によってまた違ってくるのではないでしょうか?常識や一般論にとらわれずに、住む人にとって一番良い家の形を、設計者として一緒に考えてゆけたらと思います。

小島建一

建築家 / @東京都

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