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設計、監理を担当
都心の狭小住宅地。築50年以上の老朽の激しい木造住宅だったが、新築すると建築面積が9m2になる場所であった為、現状の17.64m2が保てる耐震改修に取り組んだ。
西面に多く南面が少なかった開口を逆転し光熱環境を有利にし、部屋の奥まで光を届けるように南に階段吹き抜けと光を落とす階段状インナーバルコニーをつくった。
室内は簡易に針葉樹合板で仕上げたが、狭小空間で合板との距離感をぼかす事、光の廻り込み、カビ防止と調湿を期待して珪藻土を海綿ではたき付け、白粉の薄化粧のような「ぽんぽん」仕上げを自主施工した。