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名古屋市天白区の戸建て住宅をリノベーション。医院を営まれていた併用住宅の医院部分を、生活スペースへと改修。併せて耐震改修も施工しました。
医院独特の広い間取りを生かし、広々とした廊下や、個々の部屋をゆったりくつろげる空間となるよう設計。設備配管、電気配線や住設機器の更新を行い、次世代へと受け継がれる建物の再生が実現しました。
鉄筋コンクリートと木造が隣り合わせに一体となった混構造の建物。もともと診療室のあった明るい場所にはリビングを配置しました。
木造の大空間を支える鉄骨の補強は「見えていると安心」というお施主様もあり、あえて部屋の中央に柱と梁を見える形に。将来を見据えたリファイニングで、安心とゆとりを実感できる建物再生が実現できました。
広いバリアフリーの廊下。車いすが自力で転回できるように150センチの幅を確保して設計しています。
駐車場からのアプローチは1/15勾配のスロープとして、車椅子でも介助なしですべて部屋へ移動ができるように。
ユニットバスには3枚引き戸、トイレは幅広引き戸で、まずは自立した生活、そして将来的に介助が必要となっても改修を要しない間取りとしました。