密集市街地の有効な開口部に制限がある中、筋交を積極的にインテリアに落とし込むことで小さな住宅の大きな窓が実現。

注文住宅

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手掛けた建築家

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用途

自宅

居住者

夫婦・カップル

所在地

兵庫県西宮市

費用

設計・施工:2430万円(設計・管理費用含まず)今日

敷地面積

73.65㎡

敷地の特徴

旗竿地

延床面積

86.15㎡

階数

3階建て

間取り

2LDK

期間

設計:7ヶ月 、施工:7ヶ月

完成時期

2018年07月

間取り

手掛けた建築家のコメント

設計を担当

甲子園球場にほど近い住宅の新築である。
建主の祖父が永く住んだ敷地は阪神淡路大震災後周囲が建て替わる中、更地のまま取り残されていた。道が細く車が入ることの出来ないこの街区は、いくつも枝分かれした路地に住宅と店舗が連なり、駐車場というノイズの無い風景によって心地よい界隈性が漂っている。
まず始めに敷地の南北方向に長い玄関アプローチを取り、前面道路と裏側の私道を視覚的に繋いで新たな路地を通すことで、街の中に新たな抜けをつくった。アプローチに架けた軒と生垣はベクトルを強めながらも、路地を親密なスケールとしている。
次に小さな住宅ながらも大きな窓を持てる方法を模索した。通常密集市街地において有効な開口部は間口方向に限定されるが、耐力壁を取った残りをそれとすることしかできない。そこで間口いっぱいに2間の筋交を「<」の字に配置し、さらに柱と耐風梁を筋交からオフセットし自由にすることで、サッシのdetailを単純化すると同時に筋交を積極的にインテリアに現した。
階段は日々の昇り降りが暮らしの中に楽しさをもたらすように室の中に解放し、空間にも変化を与えた。
駅からの帰路、細い路地を曲がり、低いアプローチを抜け階段を上がると、明るく風の吹き抜けるリビングが待っている。

家づくりのきっかけ・施主の要望

狭小敷地の活用

パース/模型/CG/スケッチなど

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この事例のコンセプト

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手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション)

所在地

大阪府箕面市箕面5-13-37-103

主な対応エリア

三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県

目安の金額

30坪 新築一戸建て

3,300万円〜

60平米 フルリノベ

1,320万円〜

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今津康夫

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