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設計、インテリアを担当
新しい暮らしづくりのきっかけは、ご主人から奥様への椅子のプレゼント。
コーディネートさせていただいた Ritzwell の椅子での二人のくつろぎと、仕事仲間と語り合いたいという思いを受けて、最小限の内装工事とオリジナル家具と心地よい光で「憩い」と「集い」の両方に対応できる「場」を計画しました。
内装工事は、上階の主寝室と書斎と下階のキッチン、洗面脱衣室、浴室、トイレは既存で、下階の床もそのままに、壁と天井は剥き出しだった配線を隠蔽して、北陸のハタ屋さんが撚った紙糸(パルプ)で立体感を出した織物壁紙に貼り替えました。
リビングダイニングはご要望の「場」への実現とウォールナット材のRitzwellの椅子と調和させるために、同材のオリジナルのダイニングテーブルとスツールをデザインして、間口に合わせた腰壁とベンチと収納を一体にした家具をデザインしました。
ウィンドウトリートメントは機能美からオフホワイトの遮光の生地で、トップライトは電動ロールスクリーン、腰窓はバーチカルブラインドで整えました。
照明計画はカーテンボックス内に間接照明を仕込んで「場」を光で満たしました。