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設計、施工を担当
ご主人のフィギュアやポスター、奥様のコケシや置物。ご夫婦共通の沢山の本や漫画。それらをただただ収納する訳ではなく、見せて並べる本棚空間を作りました。 リビングはソファースペースと本棚に囲まれた小上がりスペースの2空間。休日は4人で小上がりの間で読書時間。「何読んでるん?」「あ、それ面白かったよ」「パパこれ読んでー」ゴロゴロしながらの会話。 小上がりの間には洗面側にもにじり口のような入り口を設け、キッチンや洗面からも繋がりが生まれます。竣工時は娘さんの背とピッタリ同じ高さで家族の成長も感じられる我が家のにじり口。 初回のご提案時から私の中で内装素材はほぼ決まっていました。T様とのお話の中で日本のカルチャーを感じ、和の雰囲気は出したかった。木を感じ、石を感じて、畳も障子もないけれど和を感じる空間。キッチン天井の木ルーバーは屋久島産杉、リビング壁面と玄関床には大谷石を。(本当はどこかに障子を入れたかった…) 洗面とキッチンの壁はモルタル左官で一続きにして壁で仕切らずとも素材で空間を分ける工夫を。T様からは好みと生活スタイルをとても明確にお伝え頂き、細かな間取りやデザインはほとんどお任せで提案させて頂きました。 大きなポイントは押さえつつ、自由に出来る提案には大変力が入りました。