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設計、施工、監理を担当
フルリノベーションをするのに、施主支給で使いたい資材の利用の可否を問われました。
できるだけ協力できるところは協力して、お施主様のご要望の仕上がりで完成させました。
痛みが激しいところもあり、解体後に発見された瑕疵を補修しながらリノベーションしました。
中古住宅を購入し、入居前リフォームを検討されていました。
いくつかの業者さんに見積依頼をしたところ、要望通りにはできない、と断られ、もしくは、新築より高くなるほどの金額を提示され、お困りになっていました。
弊社でお見積りを出したところ、即決いただき、その後打合せを重ね工事着手となりました。
お施主様は内装にタイルを貼りたい、等、仕上がりにこだわりをお持ちでした。
しかし、建物の躯体の補修にかなり費用がかかることが予想されたため、全体の費用をできるだけコストダウンするため、施主支給の資材を利用することにしました。
まるで別の物件になったように、全く以前の面影なく綺麗になったので、とてもびっくりされ、喜ばれました。
自分好みの仕上がりにも大満足いただけました。
キッチンはオールステンレスでシンプルに。壁はブリックタイルを貼ってアクセントに。 床は無垢フローリングに。 それぞれの箇所の拘りを入れつつ、シンプルに仕上がるようにまとめました。 床の中央には、掘り炬燵が。敢えてそれ無くさずに、冬には使ってみるそうです。
既存の間取りでは、窓が小さく閉鎖的でした。 小さな窓から、掃出しのサッシにリフォームし、ベランダにも出入りしやすいようにしました。 アクセントに収納の扉は漆黒に塗装しました。
一般的なよくある洗面化粧台は要らない。必要なのは、流しと鏡だけ。 ということで、理科の実験に使うような流しと収納付きの鏡を洗面室に。 壁にはブリックタイルを腰の高さまで貼って、スッキリさせました。
既存の風呂場はモルタルの味気ない壁でした。 1人で楽しむ風呂なので、自分の好きな色のタイルを貼って、浴槽はステンレスにしました。 予想以上にモダンなバスルーム空間ができました。