コンクリート現しがマンションリノベーションの魅力を引き出す
今でも根強い人気のコンクリート打ち放し仕上げ。仕上げ要らずで良質な壁となることも人気の理由です。しかし、最近ではリノベーションなどで、もともと内装材で仕上げられていた壁を撤去し、コンクリート現しにして最終仕上げとすることも増えています。 壁撤去後、コンクリートにパテ処理や上塗りを施し、あるいは、むしろ何もせずそのままの状態で壁として使います。この場合、もともと「現し」として打設していないので、コンクリート表面にはいわゆる打ち放しコンクリートとしての美しさはありませんが、工事の粗や年月を重ねた風合いが、実は良質な木材や洗練された家具と調和するものなのです。