家が片付かない原因を、自分のせいではなく家のせいにしてリノベーションしたSUVACOスタッフ・松浦がお送りする連載の最終回です。
最後回はリノベーション後約1年住んでみて、ここはこうすればよかったかな~と思っている部分をお伝えします。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
壁にニッチを入れ込む余地を考えてみればよかった
収納類の扉はもっと薄くて軽いものでもよかったかも
造作でデスクやテーブルをつくるときは塗料にも注意
ムーディーな照明をまったく活用できていない
壁にニッチを入れ込む余地を考えてみればよかった
わが家はダンナ氏と、娘(5歳)&私の生活リズムが大きく異なるので、流行りのオープンな間取りにはしておらず、かっちり部屋を区分けしています。
なので、構造上は必要ない、間取り区分け用の壁がいくつかあるのですが、それにニッチをつくることを検討してもよかったかも、と思っています。
もともと私は「ホコリが溜まるので、あまり物を飾りたくない派」だったのですが、リノベーションを終えて美しい家になったら飾りたくなってまいりまして…。
つくっていたらいたでやはりホコリが溜まりまくっていて、つくらなければよかった!となっていたかもしれないのですが、これからリノベする方は、「壁」に仕切り以外の、飾り棚や収納、キャットウォークなどの用途を持たせることを検討してもいいかもしれません。
収納類の扉はもっと薄くて軽いものでもよかったかも
これは、重厚感との兼ね合いもあるので、他の選択肢も考えた末に結果いまのものになった可能性も十分にあるのですが、扉の厚みの分当然スペースが狭くなるので、特に狭い子供部屋のクローゼットの扉などは、見た目を損なわないギリギリのラインでの簡素な扉も検討すればよかったかなと思っております。
造作でデスクやテーブルをつくるときは塗料にも注意
わが家のワークデスクは、「テカテカつるっ」でなく、「塗り」感のあるもの。この質感は気に入っているのですが、汚れを蓄積しやすいのです。なんというか、ちょこっとずつ黒ずんでいくのです。オフィスデスクのような表面ツルツル加工はないため、結構ゴシゴシしないと黒ずみは落ちないのですが、あまり力を込めると塗りがはげそうで、私にはお手入れが難しいなと感じております。
テーブルやデスクなど、手がよく触れる家具を造作にする場合は、「お手入れしやすい塗料や加工にしたい」と伝えてみるといいかもしれません。
ムーディーな照明をまったく活用できていない
これは「こうすればよかった」ではなく、わが家にハイソさが足りず、「浅利さんすみません……」という話です。
「
窓サッシ、エアコン隠し、スイッチ計画【片付けが面倒なのでリノベしましたvol.8】」でもちらっとお伝えした通り、このリノベーションでは照明もすみずみまでこだわっていただきました。
たとえば、「夜にリビングでゆっくりお酒を飲むときは、調光は絞ってスタンドライトをつけるといい感じに…」など、いろいろなシチュエーションに対応できるように設計していただいたのですが、実際はそのようなムーディー照明をまったく活用できておりません。夜は酒など飲まずに寝ております。
子供が大きくなって、時間に余裕ができた際に活用できる日が来ることを期待です。
ということで、12回にわたってお届けした松浦家のリノベーションの話は、今回で最終回となります。
とはいえSUVACO社内の人間ですので、「この辺のことを書き足りない」と思ったり、「こういうの書いて」などの指令が飛んできたりで、舞い戻ってくることもあるかもしれません。その際はどうぞよろしくお願いいたします。
私に限らずスタッフ記事に対しまして、ご意見ご感想誹謗中傷拍手喝采などございましたら、お気軽に
お問い合わせからどうぞ。
SUVACOには
「えっ、何、リノベーションするの!? 何でも聞いて!! 大丈夫!? 打ち合わせついていこうか!?!?」
というくらいの気持ちで業務に携わっている者が多数で、中でも知識に長けた人間が専門家紹介のサービスを無料で行っておりますので、リノベ会社探しにお困りの方はこちらもどうぞご利用ください。
SUVACOの専門家紹介|すべて無料で住まいづくりのプロをご提案します。
※打ち合わせに同伴するサービスは行っておりません。
※私の友人は言ってください。鼻息荒くついていきます。
ありがとうございました。