2017/04/25更新0like4949view

著者:yoshikokitchen

土地の争奪戦で怒涛の日々!注文住宅の土地探しで学んだこと【私が「キッチンスタジオのある家」に住むまで vol.3】

この記事を書いた人

yoshikokitchenさん

フードコーディネーターです。
注文住宅で家を建てました。
キッチンスタジオとして使用可能なキッチン中心の家を作ります。

こんにちは。yoshikokitchen(よしこキッチン)です。前回は不動産店を巡ったところをご紹介しましたが、今回はいよいよ土地を手に入れるまでのお話です。運命の土地に出会ってから契約まで、まさに怒濤の日々でした。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

土地争奪戦が始まった

この土地と出会った日が、日曜日。
ここから検討して、実際に申し込みを行ったのは次の土曜日の朝でした。

夫が土地を見に行ってから契約にたどり着くまでの間、とにかく怒涛の毎日になりました。私は全く動けなかったので、主に夫がですが……。

土地探しを始めてから半年以上、夫が良いと言った土地との出会いはなく、はたして本当に家は建つのかとすら思っていたところでしたが、その日の夫は土地概要と間取りを見ながら、「次の週末まで時間をかけてしまうと、他から申し込みが入って先を越される可能性があるからそれまでに判断しないと…」と言っています。

夫は賃貸部分を検討するため、平日の仕事終わりに最寄駅に寄って、その地域の賃貸需要のヒアリングをするために近所にある不動産店を廻っていました。どんな人が多いのか、賃貸の間取りはどのようなタイプが人気なのか、相場はどの程度なのか……。

ヒアリングを行いながら、同時に間取りのレイアウトを練り、ニーズに合った賃貸ができるか、また住宅部分が魅力的にできるかどうかを検討し、申し込みに向けて動きました。
実はこの時、土地が見つかる前に住宅ローンの審査をしておけば良かったという反省点があります。土地探しは始めていたものの、住宅ローンのことについては後回しにしていたのです。(土地が決まってから手続きするものだと思っていました)

その結果、私たちは住宅ローンで組める金額や条件が全くわからない中、申し込みに動くことになってしまいました。不動産会社は、今までのお客さんを見てきた経験則で大丈夫だろうと背中を押してくれましたが、本当は事前に裏取りをしておくべきでした。

ある程度、賃貸ニーズを把握し、希望の建物ができそうだということまでがわかってきたので、あとは申し込みをするかどうか。その土地は長細く、すぐに他からも申し込みが入るか半信半疑な部分もありました。土地が長細いということは、建てられる建物の形に制限が出てきます。当初の予算はオーバーしているし、本当に購入して良いのかという葛藤のある中、夫は忙しく動き、私はその間もつわりに苦しみ、すぐに平日は過ぎていきました。

何もできなかった私は、倒れている間に夫が土地を見つけたことにも、縁や意味があると思うことにしました。夫は一番身近な専門家ですし、ここまで乗り気になっている以上、私が何を言っても説得はできないと思いました。

ただ、この時に私はまだ土地を見ていませんでしたが……。
つわりで最悪の体調でしたが、土曜日の朝一番に土地を見に行き、日当たりの良さや実物の土地の形を確認できました。想像していた以上に実物は長細く見えましたが、住宅街で環境もよく、子育てもしやすそうな場所でした。予算オーバーと懸念になっていた住宅ローン審査については、もう覚悟を決めるしかないという気持ちでそのまま申し込みに向かいました。

次の週末を迎えると先に他から申し込みが入ってしまうかもしれない……という夫の懸念は当たり、私たちが申し込みをした土曜の朝が一番手でしたが、その日のお昼には現金一括払いを条件にした申し込みが入ったそうです。

通常は、申し込み順が優先されますが、現金一括の買い手が出てくると確実な客として優先されてしまうケースもあるそうです。申し込みは私たちが一番手でしたが、住宅ローンの審査がこれからという中、お昼に入った申し込み者が優先されてしまうのではという心配が出てきました。

そこで、私たちの申し込みを行った不動産店の社長が、オーナーの元へ確認に動いてくれました。実は、その不動産店の社長とオーナーには面識があったそうで、先着順で契約を進めてくれるという明確な返事をもらうことができました。ようやく私たちは無事に不動産売買契約までたどり着くことになります。

次回は、不動産売買契約がどう進んでいったか、お伝えしたいと思います。

土地探しで学んだことのまとめ

・先に建築士に相談をしておき、土地探しから同行及び想定プランをすぐに確認できるようにしておく
・住宅ローンを組んで購入する場合は、金融機関の相談窓口に行くなどして、住宅ローンの可能条件を把握しておく
・不動産は出会い。すぐに見つかるとは限らないし、良い土地はすぐになくなってしまうと思った方が良い。すぐに決断できるよう、心の準備もしておく
※最終検討までしていた土地を逃した場合、それが後々まで尾を引き、逃した土地と比較して次が見つからずに購入できないまま土地探しが続いてしまう方も多いようです……。
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