2016年06月14日
マンションの管理規約って重要?
中古マンションを購入してリノベーションしようと思います。管理規約のチェックポイントを教えて下さい。厳しいマンションではリノベーションの内容に制限(フローリングに出来ないなど)が出ると聞きましたが本当でしょうか?
本当です。マンションによって住まいに対する考え方、制限の内容は異なります。
追い炊き禁止、土間禁止、フローリング禁止、コア抜き(エアコン用の穴あけ等)禁止、温水器からガス給湯器へ禁止など 計画通りできない制限もあります。事前の調整が重要です。
・共用部と専有部の区分(玄関ドアやサッシ、躯体の扱い等)
・フローリングにできるかできないか、もしくは遮音等級
・水廻りの移動ができるかどうか
・コンクリートの床や壁など躯体への穴あけができるかどうか。(エアコンや排気の穴開けなどが必要になることがあります)
制限があるマンションもありますが、管理組合に対して工事内容や性能の説明を行うことで、理解を得られる場合もありますので、ご相談ください。
フローリングに変更することを禁止しているマンションもありますし、申請すれば窓サッシを交換できるマンションもあります。マンションによって決まり事は様々ですので、管理規約と使用細則に記載されている「修繕に関する事項」はチェックしていただきたいポイントですね。
カーペットしか張れないマンションもありますので、購入前に管理規約は確認した方が良いです。内覧の際にカーペット張りになっていれば、売主に何故か聞いてみても良いと思います。あと、管理規約ではフローリング以外に念のため専有部分と共有部分の区分詳細が書かれていれば確認を。
遮音等級やフローリングの施工ができるか?(フローリングが禁止されているマンションもあります)
工事申請期間
給湯器の位置(給湯器が外に出せないなど)
管理規約は防音等級の確認をされるとよろしいかと思います。