まず、どこに配置したいのかが重要です。同じ位置でそのまま交換するのか、向きを変えたり、対面にするのか、といったところから決めるといいと思います。
そのままの位置であれば、比較的に簡単です。流し前が壁であれば、そのままなのか、開口して吊戸棚をなくして開放的にするのかどうかです。
移設(位置を変える)となると、マンションの一番の問題は排水経路です。給水・給湯は比較的に引き込みやすいですが、排水は流れていく勾配が必要なので、できる位置とできない位置があります。この問題については、購入前の段階からリフォームのプロに相談することをお勧めします。
マンションではリフォームの際、基本的には設備機器の移動が困難なケースが多く、コンクリート(躯体)で囲まれた構造において、特に床や壁で給排水管の配管スペースが確保出来るか? 移動した場合の排水管の勾配が確保できるか?(排水管は勾配による流水が必要な為、共用管までの間、勾配を設けることが不可欠です)。これにより、設備機器の移動が可能か不可能かが決まります。
食洗機など電気配線の付随工事なども生じるケースでは、キチン以外の場所をこうじする可能性もございます。
先ずは、リフォーム会社など専門家に現場調査を依頼し、床下の有無などを確認してもらいましょう。