2021/07/16更新0like18322view

著者:hatamama8

スタイリッシュなコンクリートの家30選

コンクリートの外観は、シンプルでスタイリッシュな雰囲気があります。斬新なデザインも多いのが魅力です。最近では、室内のインダストリアルインテリアにも多く見られるコンクリートですが、今回は外観に注目してみました。さまざまなコンクリート住宅の外観をたくさんご紹介いたします。ぜひ、参考にしてください。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

コンクリートと異なる素材MIXでスタイリッシュな2トーンに

駅前のテナント兼住居。交通量の多い道路面に大きく開くプラン。鉄筋コンクリートの打ち放し仕上げの一部には杉板型枠を採用。鉄筋コンクリートの構造躯体と自然素材で構成されている対比が印象的です。

コンクリート箱と木箱を組み合わせて

店舗併用住宅。1階店舗であるL字で構成されたコンクリート打ち放し仕上げの上に、木箱のような切妻(きりづま)屋根の住居を乗せたようなデザイン。思わず、どうなっているんだろうと近寄ってしまいそう。

高低差を利用したコンクリート打ち放し外観デザイン

敷地の高低差を、そのまま利用したプラン。
全体的に1mほど底上げすることで、開放的な室内を外の視線から守ります。下部分は、コンクリート打ち放しの仕上げにアースカラーのサイディング。控えめな2トーンが上品な印象です。

コンクリート外壁に中庭や屋上の植栽が映える

化粧型枠の箱と壁、その上に杉板型枠の2階部分。2つの異なる質感を楽しめるファサードの住まい。同じコンクリートなのに、仕上げを変えるだけで、ググっと表情に変化が。袋小路の裏側は往来がなく、中庭のようなプライベート空間です。

光がコンクリートに反射して一日中明るい住まい

テラスや屋上、ドライエリアがある地下1階、地上3階のRC住宅です。
プライバシーを考慮した「一日中明るい住まい」は、刻々と移動する自然光が階段室やテラスから角度を変えながら室内を照らします。ドライエリアにも緑や光が眩しく注がれています。

その地にどっしりと根をはるコンクリートの住まい

地下室・屋上庭園付きRC造の重厚な建物。
文鎮をイメージした、その土地にどっしりと構える線の太いデザインに。屋上庭園の眺望が素晴らしく、京都鴨川沿いなので、川縁の桜並木や比叡山、鴨川面など京都らしい風景が見えるそう。

シンプルなコンクリート箱

家にもさまざまな形がありますが、シンプルな箱型のデザインは、真っすぐなラインが美しいですよね。潔さが感じられます。

鋭角でシャープなつくり

このような鋭角のある形もコンクリートだからこそできる形。
とても個性的で斬新な外観です。無機質なコンクリートと窓から見えるあたたかい光のコントラストそのものが、アートのよう。
宮内 心「もちだの家」

円形を取り入れる

重厚感のある大きな円形の外観はインパクトがあります。家を包み込むような外壁は、家族を守る家の象徴になっています。

存在感を放つ、コンクリート円柱

四角い箱が積み上げられたような屋根部分に円柱が設置された形の住宅。
円柱はデッキコーナーのプライバシー保護のための壁ですが、そこにだけ曲線を用いることで、建物全体がより印象的に。デッキからの眺めは最高です。
平賀 久生「海と山の見える家」

海辺に佇むオブジェのような

沖縄の海や空を一望できる傾斜地。先端から水をプールに流し込む斜壁で「目隠し」と「眺望」、相反するリクエストを実現しました。
目隠しとなる壁を斜めに立ち上げて隣家を隠し、斜めの壁の先端から水をプールに流す事で「海から水が流れ込むような体験」を仕掛けました。コンクリート仕上げの外観は、海辺に佇むオブジェのよう。

二等辺三角形の屋根があるコンクリート住宅

窓の配置にもこだわりを感じる、コンクリートを削り出したような三角屋根の住まい。
周辺がスクールゾーンであることを配慮して、前面道路から大きくセットバックした配置に。南側にはできるだけ大きな庭を確保して庭とリビングがひとつの空間として続いています。

平屋コンクリート住宅

横長の箱を地面にぽんと置いたような平屋のコンクリートの家。
無機質になりがちなコンクリートの外壁に、玄関にはレッドシダーを使用してアクセントに。植栽の彩りも美しく融合しています。

坂道の途中の3階建ての家

坂道の途中の3階建ての住まい。
玄関側からは平屋のようですが、坂道にまわりこむと大きなシンボルツリーのある中庭が特徴の3階建て。無機質なコンクリートと木素材を組み合わせた外観がフォトジェニック。
納谷学「下落合の住宅」

大きな窓が突き出るコンクリート住宅

内外ともコンクリート打ち放しの家。
構造について施主と専門家で長所・短所をよく話し合い、北側は断熱材、南側は内部も打ち放しに。内外と少し浮いたようなイメージでデザイン。あえて庇(ひさし)などはもうけずに躯体によってである事にこだわったそう。

北と南の表情が異なるコンクリート住宅

大きくモダンなコンクリート打ち放し住宅。
北側外観は、防犯やプライバシー保護のための重厚な印象。南側は、高低ともに緑豊かな開放感のある庭へ、大きな窓を採用して室内と外がつながるようにプラン。
合同会社きど設計「kirishima-no-ie   屋根も壁も、コンクリート打放しの仕上げです。」

広い敷地の型枠コンクリートブロック仕上げ

緑豊かな風景の中に建つ、コンパクトなコンクリート住宅。
コンクリートそのものの素材を活かすため、施主の希望もあり型枠コンクリートブロックで仕上げました。広い敷地の平屋プランは、風景に配慮して低い直線を強調するデザイン。天井と同レベルで続く奥行きの深い庇(ひさし)が、風景を水平に切り取ります。
アトリエ環 建築設計事務所「飯牟礼の住宅」

屋上菜園もある!コンクリート賃貸住宅

オーナー住戸も併設されている美術館のような賃貸集合住宅。
大型開口を重ねたように構成されている、室内はダイナミックな吹き抜けのある3階住戸は、菜園を持つ屋上まで含めての3層構成内装が外からも見ることができます。

コンクリート仕上げ。外観も室内も

築40年のRC造のマンションリノベーション。
服を愛する施主のために「服を収納する」ことから空間構成された住まい。通路沿いに、見せるショーケースと仕舞う収納のある、大きなクローゼット空間をプラン。既存のコンクリート躯体を生かしながらモルタルと鉄を採用しました。

視線を気にすることのない、一面ガラス壁のように

区の保存樹木である大銀杏を自然の空調装置としたRC造2階建ての二世帯住宅。
大銀杏をはじめとした豊かな木々のある南面は、視線を気にすることのないほぼ窓という設計に。コンクリート打ち放しが印象的な内装と外の緑のコントラストにうっとり。

絶景のための住まいのかたち

大阪市内を一望できる高台の住まいは、"木の上に建築されたツリーハウス"がイメージ。
前面の電線等をかわして室内からの風景を絶景とするために、2階を居住空間としました。エントランス吹き抜け壁に、外観からのコンクリート打ち放しを採用。迫力のエントランスホールです。
一級建築士事務所 アリアナ建築設計事務所「展望台の家」

森に浮かぶコンクリート屋根

大切な家族や友人と、豊かな森で過ごすための別荘兼ゲストハウス。
自然の形状を模倣するように有機的なラインでデザインされた室内からは、四季折々の自然を身近に感じることができます。コンクリートの屋根は、傾斜地に続いているので手軽な「山登り」も楽しめるそう。

コンクリートの多彩な表情

鉄筋コンクリート造りの住まいだからこそ、コンクリート打ち放しの素材感と重量感を楽しめる外観。
北面ファサードの杉板型枠は、杉の無垢板を層状に重ねた型枠にコンクリートを打ち込むことで、木目がコンクリートに転写されて木を積層したようなあたたかいイメージに。

コンクリートの塀がぐるり、室内と中庭をひとつの空間に

閑静な住宅街に建つ住まい。
外装にコンクリート躯体の上にモルタルを左官塗りすることで、コンクリートの強い印象を和らげます。敷地いっぱいに庭を囲む塀をぐるりとまわして、LDKと中庭をひとつの空間のようなイメージに。

家を護るコンクリートの壁

沖縄の景観を守りながら快適な住まいへ。
箱が階段状に3つ並んだような外観。海や山だけではなく雨風のことも考慮しなくてはいけない土地柄、どんな時もスムーズに出入りができるように玄関まわりを壁で守るしつらえが多くみられます。このアプローチも、コンクリートの天井と壁で室内廊下のように快適な動線に。
伊佐 強「読谷村の家」

兄と妹 中庭でつながるそれぞれのコンクリート住宅

震災で倒壊した実家跡に再建された兄と妹、それぞれの家族の住まい。
2つの独立した住宅でありながら、中庭を囲むコートハウスのような構成。兄邸と妹邸の回遊外空間と中庭を通して環境を共有し、お互いの気配を感じながら暮らす場となりました。
平賀 久生「対の家」

必然的デザインのコンクリート住宅

桜並木も楽しめる川沿いにある約9坪の狭小住宅。
思い入れが強く狭さは覚悟の上、むしろそれを楽しむことができるような住宅がイメージ。限られた敷地の厳しい斜線制限を、機能別にスキップフロアで分けることで充実した室内プランと必然性のあるモダンな外観に。

コスト重視、壁式コンクリート造りの住まい

まわりの自然を意識してプランされた平屋。
壁式コンクリート造としたのは「工事方法を単純化することでコストカットを狙った」のだそう。中央の居住空間は半地下のような空間に、広い草屋根からは、周囲の眺望を楽しんだり、椅子やテントを持ち込めば気軽にアウトドアを満喫、高い断熱効果も期待。

コンクリートの箱と線

親世帯の住居はバリアフリー化が容易な1階に、子世帯が2階の二世帯住宅。
規制上南面を隣家によせたため、北側からの光を取り込む工夫として隣家からの目隠しも兼ねた反射壁を2階北側に浮くようにプラン。コンクリートの箱と線で囲われている印象ですが、室内はどこにいても光と風が通る開放的な空間です。

地震力をコンクリート外壁で負担、自由なプランニング

4つの庭をもつ混構造のコートハウス。
外まわりには耐震性にすぐれたコンクリートの壁、内の住居は木造という構成によりコストをおさえながらも開放感のある住まいに。地震力をコンクリート壁に負担させることで自由なプランニングが可能となりました。
コンクリートでつくる家は、デザイン性はもちろん、防犯、防火、防音面でも高い機能性があります。特にコンクリート打ち放しをいかに美しく仕上げるか、現場の技術力も問われますよね。そのひとつひとつ異なる表情も含めて魅力的にみえるのかもしれません。
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