2018/07/31更新0like2872view

著者:hausraum

ペットが喜ぶ家づくり

大切な家族の一員であるペットとの暮らし。人間と変わらず、ペットにも素敵な暮らしをさせてあげたいですよね。では、ペットが喜ぶ家とはどんな家でしょうか。ペットへの想いが詰まった家をご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

猫の通路

猫はとても身軽で、高いところにある幅の狭い通路でも、喜んで行ったり来たりします。なかには、カーテンレールの上に登る猫も!

こちらの住宅は、中庭を囲んだ壁に可動式の猫用階段を設けています。可動式なので、ネコちゃんの気分(?)によってレイアウトを変えてあげることもできちゃいます。中庭なら脱走の心配もなく、安心して外の空気を吸わせてあげられるのもいいですね。
柳沢伸也「見沼の家「大地を感じる住まい」」
このご家庭は犬・猫を飼っています。大きな室内犬にネコちゃんが怖がることなく、階段を上り下りできるよう、猫専用の階段を設けました。周りにあわせることがあまり得意ではないネコちゃんにとっては、最適な家です。
収納棚にネコちゃんの通れる穴を作り、自由に通り抜けることができるようになっています。
部屋3面に設置された、さまざまな高さのキャットウォークを行ったり来たりすることができるので、猫たちのよい遊び場になっています。

猫にもプライバシーを

一般的に猫はとても気まぐれで、甘えたい時は思いっきり甘えてきますが、一人になりたいときには飼い主に見向きもしません。一人になりたい時にゆっくりできる、猫が落ち着くスペースを作ってあげるといいでしょう。

しかし、猫もそれぞれ性格があるので、落ち着くスペースの条件はさまざま。猫の性質、好みに合わせたボックスやキャットタワー、キャットウォークを作ってあげましょう。

猫トイレの置き場所にも気遣いを

トイレを置く場所もとても重要です。人がよく行き来するところでは、猫たちは安心してトイレをすることができません。

この住宅は、あまり人の目に触れることがなく、ネコちゃんも安心できる玄関横のシューズクローク部分に猫トイレを設けています。

シューズクロークに猫トイレを置くことで、飼い主が掃除がしすいというメリットも。床がタイルや土間仕上げになっているシューズクロークは、床に猫トイレの砂が散らばってしまっても簡単に掃除することができます。

猫も自由に行ったり来たり

愛猫が自由に部屋を行き来できるよう、部屋の扉を開けっ放しにしておくご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、季節によっては扉を開放しておくと冷暖房の効率が低下し、電気代が多くかかってしまいます。

この住宅では、扉を開けずともネコちゃんたちが行き来できるよう、猫用の小さな通路をつくっています。人間にもネコちゃんにも優しい工夫ですね。

犬の足腰を考慮して

フローリングの床は犬の爪が引っかからずに滑ってしまうため、足腰に負担がかかってしまいます。そのため、一般的なフローリングは犬には不向き。

こちらの住宅は、床がカーペット敷きになっており、ワンちゃんの足の負担を軽減してくれます。さらに、カーペットには防音効果もあるので、ワンちゃんが走り回っても安心です。

最近は犬用フローリングもあるので、家づくりの際はカーペット敷きとどちらが愛犬に合っているか、メリット・デメリットを考えて決めましょう。

人と犬の関係性

人と犬の関係を良好に保つためには、居住スペースをしっかりと分けることも重要です。

この住宅では、飼い主のお出かけ中に愛犬が家中を散らかすことがないよう、留守番スペースを設けています。書斎の格子戸を閉めると、愛犬の留守番スペースに。

この格子戸は風通しもよく、光も適度に取り込んでくれるので圧迫感もなく、留守番をするワンちゃんたちの不安も和らぎます。
リビング横の和室が仏間であるため、愛犬が出入りできないようにしています。

和室の障子をドッグゲートとして使用するため、下半分のみで使えるよう工夫をしています。空間を繋げつつ、愛犬が自由に出入りできる領域を分けています。

家に帰っても犬が自由に遊べるスペース

毎日散歩をしていても、まだまだ遊び足りないワンちゃんもたくさんいます。そんな元気が有り余った愛犬が、家でも存分に遊ぶことができるよう、デッキスペースを設けました。
一日中遊び回ることができる空間が、愛犬のストレスを解消してくれます。
スーパーボギープランニング「SUGOROCK-house」
この住宅の中庭には、愛犬が走り回れるデッキスペースだけでなく、プールも併設されています。走り回ったり泳いだり、暑い夏でも十分な運動ができそうです。
愛犬たちが自由に家中を歩き回れるように、スキップフロアをスロープでつないでいます。スロープは、階段に比べてワンちゃんの足腰への負担も少ないです。

思いきり遊んだ後に

外でたくさん遊んで泥だらけのまま家の中へ入ると、飼い主は掃除が大変!

この住宅は、トイレ奥にペット用のバススペースを設けています。泥だらけになって帰っても、専用バスでさっぱり。家の中が汚れる心配も無く、飼い主もひと安心です。
最近はペットも暮らしやすいよう、さまざまな工夫をしている家がたくさんありますね。大切な家族の一員であるペットと気持ちよく生活するために、ペットが喜ぶ家づくりをしてみましょう。
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