2023/03/09更新5like324265view

著者:SUVACO編集部

「和モダンインテリア」がおしゃれなリビング・部屋 20実例

日本人に馴染み深い畳や障子などを使用した和の内装・インテリアは、幅広い年代の方に人気があります。そこに現代的なスタイリッシュさを加えたものを「和モダンインテリア」と呼びます。
おしゃれなモダンさもありながら、思わずほっとしてしまうような落ち着きも感じられる、上質な和風モダンリビングの魅力を探ってみましょう。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

黒い梁と壁が映えるLDK

三世代で暮らす家。
築86年、実家の古い母屋を、若い夫婦の感性やライフスタイルに合わせた耐震補強も含むリノベーション。むき出しの既存梁や欄間、建具を黒く塗装。モダンな家具やファブリック、照明を合わせてスタイリッシュでモダンな空間です。

アクセントになる組子障子

内素材にこだわり、リビングには家紋にある竜胆がモチーフの組子障子が採用され、個性的でありながら落ち着きも感じられるインテリアに。深い色合いで統一された木枠や柱が、よりモダンに演出。

モダンな床の間

淡い藤色の壁にはくり抜かれたアーチの形が独特な床の間があります。窓もガラス障子で仕上げてあり、白木の優しい色合いに包まれた和リビングです。
宝角陽輔「あっさり和風の家」

掘りごたつダイニング

掘りごたつのダイニングがある和モダンの古民家。
足元は土間にあるキッチンとつながっているので、キッチン側からは作業台として使用できるという利点もあるそう。

畳リビング

一見ナチュラルな洋風のお部屋に思えますが、リビングが畳仕様になっています。畳も小さめのものを格子柄に組み合わせることによって、よりモダンな印象に。

江戸切子の明かり

ガラスに切り込みの模様を施した江戸切子が効果的に使用されたリビング。間接照明が仕込まれている天井切り込み、壁の切り込みは、明り取りの窓として機能しています。
Belle‐ベルエ‐「伝統と暮らす【 江戸切子 】」

小上がりの和ダイニング

2階にあるキッチンとつづいている小上がり畳は、ダイニングスペースとして、夫婦が普段使いにしています。
キッチンに食事カウンターが付いているのではなく、ダイニングテーブルにキッチンが付いている設計です。

坪庭を望むリビング

日本の暮らしに合ったかたちで自然を愛でる手段として作られた坪庭ですが、現代の日本の生活にも合わせてモダンに進化。外からの視線を遮るために高い塀を設けたり、殺風景な眺望になってしまう場合、坪庭をつくることによって、自分たちだけの特別な景観を実現できます。

竹格子でやわらかい光につつまれる

この空間のためだけにデザインされた、竹を編んだ室内建具・ラタンや人工大理石、竹の突板を用いたキッチン等、リビングをおしゃれに演出。竹格子の内建具は、直射日光を適度にさえぎりやわらかい光で部屋全体を包み込んでくれます。

障子のトップライトで柔らかな光を演出

障子と上手く調和した和モダンリビング。
戸袋の壁を使い掛け軸をセンス良く飾ります。天井の障子が、トップライトからの光をやわらかく室内に届けています。

独特な感性からの和空間

人とネコが共に楽しく快適に暮らせる住まい。
ゴールドの壁紙、ローズウッド、ウォールナットなどの木素材をミックスさせ、和洋共になじむ独特の和モダンなインテリアです。

自然素材で感じるこだわり空間

周辺との程良い距離の調整と内部での開放感を得る為に、敷地境界や中庭に少し高さのある板塀や格子、植栽を計画。
屋外と日常生活をシームレスにリンクする、そのための土間空間となっています。

デザインと機能、理想のバランス空間

骨董好きの施主が大切にしている蔵戸や欄間などの調度品をデザインに取り入れて設計。

外観の曲線は、リビングダイニングのインテリアにもそのまま活かします。光の角度によってたくさんの美しい陰翳を映し出す土壁と天井高3mの垂木の連続する様子が、空間に美しいリズムを刻んでいます。

縁側と土間で内と外を繋ぐ

縁側や土間のような内外が繋がるスペースを家の中心に据え、自然や人を積極的に招き入れます。家の中心にある土間が、季節に応じた住まい環境をつくりあげました。

純日本家屋リノベーション

欄間や建具の美しい細工に目を奪われる純和風の住まいのリノベーションです。
今の暮らしにそぐわない部分にだけ手をいれて既存のものと新たに付け加えた部分を互いに引き立たせながら、手仕事のぬくもりを感じる風情そのままに仕上げています。

雪見障子越しに庭を眺める 木造アパートリノべ

築30年の木造アパートの1階、庭と縁側のある一室のリノベーションです。
使いやすい間取りは生かしつつ、生活の一部として庭を取り込むプラン。茶の間の雪見障子越しに庭が眺められる明るいダイニングと、既存の玄関に合わせた落ち着いた色調の畳広間。一方で、玄関・廊下・浴室は30年前の仕上げを生かしています。

黒壁モダン

細長い形状の敷地。
敷地の特徴を活かすために、建物をジグザグに配置することで、敷地内での距離感をつくり、家族それぞれが集中したりくつろいだりできるスペースが生まれるようにしました。
アプローチから奥まで路地のような通路でつながり、その周囲に各スペースを配置。
藤原・室 建築設計事務所「藤井寺の家」

築100年の民家リノベーション

岐阜市に建つ、築100年を超える民家の立て替え計画。
元々の佇まいや近隣の古い町並みを考慮して、和風の建物とする事や庭の緑を楽しめる生活などの要望がありました。切妻屋根は、内部にもそのまま勾配天井としてダイナミックな空間を形づくっています。

路地庭アプローチの和モダン

近隣商業市域に建つ住まい。
敷地の特徴を活かしてアプローチや中庭を計画することで、とても豊かで奥行きのある中庭が出来ました。2階のダイニングキッチンは、2つの中庭に面しているのでとても開放的な空間に。

木のぬくもりが優しい「ひとつ屋根の下」の和モダン

間口が広く南西角地で広さにも余裕のある好立地、「ひとつ屋根の下」というキーワードからプラン。
子供部室以外は1階に、木のぬくもりが優しい開放的な外構と軒の深いどっしりとした平屋のような佇まいとなりました。
障子、畳、土間…など古くから日本建築で使われてきた和の要素を現代のスタイルにセンス良く取り入れた和モダンなリビングの事例を見ていただきました。日本の風土に合わせて作られた和の要素は、デザインだけではなく機能性も兼ね備え、快適な空間づくりにもおすすめです!

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