2016-06-14 16:23:00 | 23744 View
2018年10月06日更新
日々家族が出入りしてゲストを迎える玄関は、住まいの顔とも言える存在ですね。だからこそ、自分らしく設えたいもの。狭く画一的なプランではなく、広い土間を上手に取り入れることで、玄関は便利かつ素敵な空間になります。広々としたおしゃれな玄関土間がある事例を集めてみました。
土足で入れる土間は昔から日本家屋の玄関の定番でしたが、最近ではそのあり方が見直されつつあります。
現代のライフスタイルに合わせ、玄関土間を広くとって趣味を楽しむワークスペースにしたり、ちょっとした打ち合わせスペースにするなど、さまざまな目的に活用する人が増えています。
中間領域である玄関土間は、室内と外部の両方の延長上であり、利用次第でさまざまな空間になるのです。
玄関土間を、単なる出入りの場所にしておくのはもったいない! どのような活用法があるか、好例を見ていきましょう。
エントランスから広がる土間空間。
窓側にグリッド状にデザインしたオープン棚は、収納だけでなく、ディスプレイも楽しめますね。棚の下部はベンチのように使え、靴の脱ぎ履きの際に便利。
土間の一角をルーバーの間仕切りで囲み、趣味のスペースとして使用。
玄関と一体空間ながら、ルーバーがほどよい目隠しとなっています。趣味スペース内の壁には有孔ボードを設置しているので、いろいろな物を収納できますね。
リノベーションしたこちらのマンションは、自転車のメンテナンスも室内でできるようにと、玄関から続く土間を広く確保。
隣接する洋室との間にはアコーディオンカーテンを設置して、フレキシブルに使用できるプランとなっています。
収納スペースに沿ってL字型になっている玄関土間。
L字型の土間は玄関側にシューズをしまう棚、奥には上着などをしまうクローゼットを配し、効率的な身支度が叶う動線となっています。
2階建ての戸建てをリノベーションした事例。
かつて喫茶店だった1階を、広々とした玄関土間に変更。玄関奥はストックルームとして、収納量を確保しています。
趣味の釣り道具などをしまう棚を造作して、雑多にならないよう配慮しました。
デスクやテーブルランプ、室内窓などの存在により、まるで居室のような空間をつくりあげています。
リノベーションしたこちらのマンションは、奥行きのある玄関土間を白一色で統一しました。
基本色は白ですが、アクセントとしてレンガやタイルなどさまざまな素材を使うことで、質感のある空間に仕上がっています。
リノベーション会社:+Marchitects「約400万円で実現! 建築家とつくりあげた理想のリノベーション空間」(リノベりす掲載)
訪れる人を感動させる玄関土間を狙うのもいいですね。
こちらの奥行きのある玄関土間は、採光を写真正面の窓のみとして、象徴的な光を演出。
シンプルなしつらえで、静謐な空間に仕上げています。
マンションの玄関土間の事例。
室内の床を同じ材料で仕上げることでボーダーレスとなり、広がりのある空間となりました。室内もモルタル仕上げなので、靴棚や自転車も気軽に置くことができます。
白壁とモルタルの土間で仕上げたミニマルな玄関土間。
靴が散乱しがちな玄関ですが、左手の壁一面に大容量の収納を確保することで、シンプルな空間を保つことができるのです。
敷地の高低差を活かしながらプランしたこちらの住宅。
玄関土間にも緩やかな勾配をもたせたデザインです。左手には壁面収納を設けて収納量をしっかりと確保し、一部を飾り棚にして、季節感を楽しめるようにしています。
玄関ホールから吹き抜けの階段を介して室内の様子がうかがえる、緩やかにつながったプラン。
土間に斜めの境界線をつくることで、靴を脱ぐ場所と室内を分けています。
2階を居室とし1階に玄関をシンプルに置くことで、ゆったりとした空間を実現。
シンプルだからこそ、素材にこだわりました。玄関を象徴する素材として壁に使用した天然石が、フォーカスポイントです。
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