2021/07/07更新0like10893view

著者:megumi.k

ゆとりの空間が魅力!天井高のある家12選

昔ながらの日本の住宅の天井高は、一般的に220cmほどが主流でした。しかし、ライフスタイルの変化や輸入住宅の増加などで、250cm〜300cmという天井高の住宅も増えてきました。

空間が広々と感じられる高天井。そんな高い天井のある魅力的な家を紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

高い天井のメリット・デメリット

高い天井の魅力はなんといっても開放感。天井高があると部屋に広がりが出て開放感が生まれ、より寛げる空間になります。また、高い天井に開口部を設けることで採光がしやすく、日当りの良い明るい空間をつくることができます。

天井高は人の心理にも影響し、低い天井は圧迫感を感じてストレスに繋がることもあるそうです。その点で、高い天井は圧迫感を感じる恐れもありませんね。

逆に高い天井のデメリットは、空調費がかかること。空間が広い分、部屋が温まるのに時間がかかります。さらに温かい空気はより上に行きがち。シーリングファンを取り付けて空気を循環させるなどの工夫が必要です。

また、天井高があると掃除や電球交換が大変という難点も。家を建てる際、その辺も考慮しながら設計する必要があります。

天井を高く、壁を外空間仕上げで豊かな空間へ

プライベートを確保しながら、開放的で豊かな空間を熟考した住まい。

窓の外と同じ内部にも植栽を配置して内部と外部をあいまいにすることで、自然がするすると室内へ溶け込んでいくようなプラン。照明配置が秀逸です。

テラスとの一体感を感じられるリビング

高い天井に大きな開口が特徴的なリビング。天井まで一面ガラス張りになっていることで、隣接する中庭テラスと一体感が生まれ広々とした空間になります。たっぷりと自然光が差し込み部屋全体が明るいのも魅力ですね。

廊下にもゆとりがうれしい

都心から1時間ほど離れた、素晴らしいロケーションと開放感がある住まい。

パブリックスペースとプライベートスペースをつないだ生活動線となる中廊下は、天井が高くハイサイドライトで照明がなくても明るい空間に。

桜のために、天井を高くハイサイドライトを

桜並木沿いの家族4人の住まい。

高さのある傾斜天井の広々した空間は、見事な桜並木の景観を室内に取り込むために、建物幅いっぱいに連続した高窓を計画。連続窓には、サッシや梁に構造的工夫がたくさんあるそう。

読書コーナーは、天井高く、大きな開口から豊かな緑が

豊かな山の緑がある、変形した敷地の家。

リビングの角を吹き抜けにして、ゆったりとした階段に広めの踊り場とベンチ、本箱を設けて子供たちの読書コーナーとしました。吹き抜けの上まで届く大きな開口が、裏山の緑を取り込みます。素敵でキラキラ眩しい。

高い天井を活かして趣味のスペースを

なんと部屋の中にクライミングウォールが!壁に取りつけられたクライミングウォールは、天井高があるからこそできる趣味スペース。

クライミングウォールを使って屋根裏につくられたロフトまで登ることもでき、遊び心溢れた空間になっています。

高低差をつけてメリハリあるLDKに

2階からも見下ろせる高い吹き抜けのあるリビングに比べて、リビングから続くダイニングキッチン側は天井が低くなっています。天井に高低差をつけて部屋をゾーニングし、メリハリのあるLDKに。

切り妻屋根の形そのままに天井高く

田園と山と湖を望む素晴らしい立地。

切り妻屋根がそのまま天井の形で中心に向けて天井が高くなっています。LDKの南側には美しい田園風景を望むために横長窓をプラン。インナーテラスとそれにつながる西向きの窓から直接日没を見ることができるそう。

天井高のおかげで狭さを感じさせないリビング

アニメの効果音の制作をするための、自宅兼仕事場のリノベーション。

部屋自体は広くありませんが、天井が高いことで閉塞感や圧迫感を感じさせません。落ち着きのある天井や壁素材に、コーブ照明を採用したライティングがとても映えます。

天井高のある至高のバスルーム

驚くほど天井が高く、贅沢に空間を使ったバスルーム。さらに間接照明と真っ白なカーテンがラグジュアリー感を演出しています。開放感バツグンで至高のバスタイムが満喫できそうです。

ゆるやかな勾配天井の明るい部屋

太い梁と勾配天井が魅力の和テイストの空間。
庭側の開口とキッチン側の障子から、やわらかい光が差し込みます。施主が希望した「くすんだ風合いのインダストリアルな感覚」を実現するために、光と影をつくることを意識してさらに素材を吟味したそう。

季節のうつろいを感じる内空間

家の中央に光を内包するイメージの家。
部屋の真ん中にはトップライトのある吹き抜け空間、1階2階の各窓が吹き抜けに向かうようにプランしました。各方向からの日差しや反射光が、家の中央のリビングまで届くことで1年を通して季節のうつろいで空間がゆるやかに変化します。
高い天井は魅力的ですが、もちろん高ければいいというわけではありません。低い天井の方が落ち着く場合もあります。部屋をつくる際はライフスタイルを考慮しながら天井高を定め、よりよい快適な空間づくりを目指して下さいね。
お気に入りに追加

SUVACOは、自分らしい家づくり・リノベーションをしたいユーザーとそれを叶えるプロ(専門家)とが出会うプラットフォームです。

家づくりについて学ぶ

「自分らしい家づくり」に大切な、正しい家づくりの知識が身につくHowTo コンテンツ集です。

専門家を無料でご提案

家づくり・リノベーションはどこに頼むのがいい?SUVACOの専任アドバイザーが全国1,000社以上からご希望に合うプロをご提案します。

住宅事例をみる

リノベーション・注文住宅の事例を見たい方はこちら

家づくりの依頼先を探す

リノベーション会社や建築家、工務店など家づくりの専門家を探したい方はこちら

会員登録を行うと、家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討にお気に入り・フォロー機能が使えるようになります。

会員登録へ

同じテーマの記事

同じテーマのQ&A

住まいの記事 カテゴリー一覧

専門家探しも、家づくりのお悩みも
SUVACOのアドバイザーに相談してみよう

専門家紹介サービスを見る