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秩父の山々を臨む開放的な郊外型住宅です。ご家族は消防士のご主人と英会話を教える奥様、そして2人の娘さんです。35坪ほどの一般的な住宅の床面積の中で 広い英会話教室を確保して、その上で家族の生活が窮屈にならないような住宅の計画が求められました。
計画は両端にコンクリートの白い壁を立て その上に黒い箱を乗せたような構成。1階をパプリックスペースとし状況に応じてリビング⇔教室として使い分けます。2階の黒い箱はプライベートスペースです。2階からは階段以外にもスベリ棒で降りる事が出来ます。これは勿論 消防官であるご主人に因んだもの。また、パブリックスペースの南面窓は全開口サッシで 英会話教室のイベントではガーデンパーティーも行われます。1階の内装壁は木毛セメント板。フロアは床暖房が設けられています。
外と一体化するリビング。英語教室にも
細い階段吹き抜けは、光、風、気配、こどもたちの通り道。消防士のおとうさんのイメージのすべり棒。
キッチン、収納は通り抜けでき、英語教室にもなるリビングダイニングの副導線を確保しています。
光とかぜとコドモの通り道の階段室の上は、子供の居場所。英語教室で生徒さんがきたときはここに来て、教室の気配をかんじながら勉強したり、絵を描いたり。パパは晩酌したりします。