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東陽町にある、築30年のマンションの一室をリノベーションした。
クライアントは、幼い子供のいる若い夫婦で、友人を家に招くことが多く、広く開放感のあるリビングと朝陽が入る寝室が要望であった。
間口に対して奥行方向が長い一般的な3LDKの間取りだったため、陽が入る方向は南側の一方向に限られている。そこで、寝室への自然光はリビングを介して取り込み、間仕切りにガラス入りの大きな引き戸を設けた。
また、既存の壁を活かしながら、それぞれの部屋の間仕切りを取り払い必要に応じてガラス入りの建具で仕切ることで、南側の窓から入った自然光が、キッチン、リビング、ダイニング、寝室、玄関へといきわたるようにした。
広いリビングの一部は、将来的に子供が増えて個室が必要となったときには、子供部屋として仕切れるように考えてある。
主要用途: 住宅
設計:株式会社AIDAHO
施工: 株式会社ルービス
所在: 東京都江東区
延床面積: 66.85㎡
竣工:2014年1月
写真: 本多康司/本多康司写真事務所