2022/03/05更新1like6306view

著者:Haruka Yamasaki

いま、改めてウォークインクローゼットの魅力を!

家にある服や小物などを、ひとつの部屋にたっぷりと収納できるウォークインクローゼット。

ウォークインクローゼットと聞くと、なんとなく広いというイメージがあっても、普通のクローゼットとの違いや実際にどう使うかまでは、知らない人が結構多いかもしれない。

今回は、ウォークインクローゼットのメリットとデメリットを紹介しながら、その魅力を伝えたい。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

ウォークインクローゼットとクローゼットの違いとは?

ウォークインクローゼットとは、人が歩いて入れる余裕のあるサイズのクローゼットのこと。
間取り図では、WICと表記される場所がウォークインクローゼットだ。

一般的に広さは1畳半〜3畳ほどのものが多く、人が入ることができる大きさなので、収納するだけではなく、着替えをする場としても活用できる。

ひとつの部屋のように、独立した広いスペースを設けて収納するので、部屋の中に衣類やものを置かずにすむ。
生活感をなくして、スッキリとした空間にできるのだ。

ウォークインクローゼットの中には、2つ以上のの出入り口を設けて、通路としても使用できるウォークスルータイプ(ウォークスルークローゼット)のものもある。
家事動線やライフスタイルに合わせて、自由につくることができるのだ。

ウォークインクローゼットをさらに深く知るために、メリットとデメリットを考えてみよう。

ウォークインクローゼットのメリット

メリット1 収納スペースが広い

ウォークインクローゼットは普通のクローゼットよりもサイズにだいぶ余裕があるので、服、靴、帽子、バッグ、アクセサリーなど、幅広いものを収納できる。

身につけるものだけではなく、布団やスーツケース、扇風機やストーブなどシーズンものや趣味のものなど、大きなものを収納するのにもとても便利。

メリット2 自由度が高く家全体のデザインにこだわることができる

広さに余裕があるため、ハンガーパイプや棚を設置したり、本棚を置いて書斎と兼用できたり、とても自由度が高く、幅広い用途に使用できる。

また、ウォークインクローゼット内のデザインはもちろん、扉をつけることや扉をなくして配置を工夫することで、家全体のデザインを損なうことなく、視線を遮ることもできるのだ。

メリット3 衣替えの必要がなくなる

1年を通して使う衣類を、まるごとひとつの場所に収納できる。
夏物や冬物もひとまとめに収納できるため、シーズンごとの衣替えの手間がなくなるのだ。

ウォークインクローゼットのデメリット

デメリット1 収納が広い分、部屋の広さがなくなる

クローゼットに比べて面積が広い分、リビングや寝室などの生活スペースに使える面積がなくなる。

デメリット2 配置に工夫がいる

たっぷりと収納スペースがあるため、どこに何を置くのか、どうやって使用するのかをきちんと決めないと乱雑になり、逆に使い勝手が悪いスペースになってしまう。
はじめに所定の位置を決める必要がある。

デメリット3 換気をする必要がある

クローゼットにもいえることだが、換気を怠ると湿気が溜まったり、カビや虫などの心配がある。
まめに換気をすることや、窓を設置するなどの対策が必要だ。

それぞれのライフスタイルに合わせたウォークインクローゼットを!

メリットとデメリットを理解した上で、ここからはさまざまな工夫が施されたウォークインクローゼットを紹介したい。

家族全員で使えるウォークインクローゼット

畳4畳ほどの大容量のウォークインクローゼット。
キッチンから和室につながる空間に配置することで、収納棚や家具を新調しなくてもすむ。

無駄な家具を増やさない、これから先の老後のことも考えられたつくりになっているのだ。

明るい色を取り入れたウォークインクローゼット

家全体はホワイトカラーで統一して、ウォークインクローゼット内部はあえてビタミンカラーのイエローを取り入れている。

床はブラックにすることで、イエローの明るさがより際立ち、元気がでる色に。

中央に作業台を置いたウォークインクローゼット

洗濯室とつながるウォークインクローゼット。
中央に作業台があることで、洗濯物をたたむことやちょっとしたものの整理もしやすい。

衣類の収納だけではなく、作業台を設けることで日々の暮らしをラクに、多用途に使用できるつくりになっているのだ。

夫婦それぞれのウォークインクローゼット

ブルーとホワイトのツートンカラーの寝室に設けた2部屋のウォークインクローゼット。

夫婦それぞれが専用のウォークインクローゼットを持ち、それぞれのものを分けて収納できるつくりになっている。

あえて魅せるウォークインクローゼット

アパレルショップの試着室をイメージしてつくられたウォークインクロゼット。
あえて室内窓をつくり、生活スペースから見えるようにしている。

見えることで、キレイさを保つために整理整頓の意識も高まっていく。
魅せるウォークインクローゼットだ。

外も中も収納たっぷりのウォークインクローゼット

家の中心に配置した大容量のウォークインクローゼット。
外は飾り棚として使用できて、中には家族全員の衣類や小物などを収納している。

家族の集まる場所にウォークインクローゼットを配置した楽しく、使い勝手のいいアイデアだ。

ウォークインクローゼットといってもさまざま。
ウォークインクローゼットのデザイン・配置・サイズなどを工夫することで、暮らしが楽しくラクになる。
それぞれのライフスタイルに合わせて、自分ならではの収納場所にできることが魅力だ。

自分のライフスタイルに合わせたウォークインクローゼットを考えてみませんか?

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