2015/02/25更新1like6587view

著者:SUVACO編集部

毎年のことだから!節電にもなり効率よく部屋を暖める方法

部屋を暖めているはずなのに、なぜか室内がなかなか暖まらないなぁなんて思うことありませんか?
大きくて明るい窓が自慢の家でも、そのガラス窓を冷気が伝わって部屋の温度を下げてしまっていることもあります。
春めいてきましたが、まだまだ油断は禁物です。せっかく暖めるのであれば効率よく部屋を暖めたいですよね!
効率よく暖まり、節電にもなる部屋作りをされている家をご紹介します。

こちらのお家は、家の外側に断熱層を設け、外気から断熱して蓄熱効果を高める外断熱住宅です。
外気が伝わりにくい家なので、部屋の温度が下がりにくく、部屋を暖める電気量も少なく済みますよね。
小堺文彦「208 外断熱の家」
天井と寝室の壁に断熱塗料を塗り、壁面には珪藻土をDIYで仕上げたお家。
珪藻土には、断熱や保温、調湿なども効果があるそうです。
こういった断熱効果のある素材で家全体の保温性を高めることで、部屋が暖まりやすくなり節電にもつながります。
2階建ての家では、2階の冷気が階段を伝って階下に伝わり、1階が冷えてあまり暖まらないことも。
この家は、そんな階段周りから家全体を暖めるので、1階も2階もぽかぽかになります。
もちろん、薪ストーブは節電にもなりますね。
遠藤 浩「海の見える家」
窓から伝わる外気温がお部屋の温度を下げる要因になりやすいのですが、冬は屋内として木製の折戸を閉めて利用できるテラスなら、日中太陽光で部屋を暖めた後折戸を閉め、断熱層としてダイニングの保温性を高めることができます。
これなら大きな窓が付いていても、窓から外気の温度が伝わることもありませんね。
太陽光で部屋を暖めている分、節電にもつながります。
高性能の断熱材を使用した家。リビングルームには、畳コーナーがあり、六面ヒーター付きの掘りごたつも。
コタツとエアコンを使い分けたりすることで節電にもなりますし、畳はフローリングよりも暖かみを感じますので、見た目にもほっこりしそうです。床暖房も付けられるようですので、冷たい空気が溜まりがちな足元を暖めれば、エアコンいらずで部屋を暖めることもできます。
どうしても足元がフローリングだと冷たくなり、体感温度も下がりますよね。
こちらのようにフロア全体を足触りの良いカーペットにするだけでも暖かさが違います。
最後は、暖められた空気は上に、冷たい空気は下にたまりやすい性質を考え、シーリングファンを使って、暖かな空気を循環させるお部屋です。こうやって暖かい空気を下に送ることで、効率よく部屋を暖めることが出来ます。
野口 淳「那須の山門」
効率よく部屋を暖め、節電しながら快適に過ごしたいものですね。
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