2019/03/01更新0like1918view太田みお

吹き抜けをつくる際に気をつけるべきこと【心地よい暮らしのレシピvol.24】

料理研究家・太田みおが10年住んだフルリノベ中古マンションから、注文住宅への住み替えを決意。夢のマイホームの完成までの実録です。今回は、吹き抜けについてのお話。戸建てを建てるなら、開放感のある吹き抜けをつくりたい!でも、寒さ対策など気になることも多いですよね。吹き抜けをつくる際に気をつけたいポイントについて考えました。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

吹き抜けのメリット:広く、明るくなる

吹き抜けのメリットといえば、第一にやはり「開放感」ですよね。

高い天井とのびやかな空間があることで、実際の床面積よりもずっと広く感じられます。また、通風・採光の点でもメリットがあります。下階から上階など、各部屋への風の通りがよくなるので、窓位置に制限があって空気の通りが悪い階がある場合など、うまく活用できそうです。

また、高い位置に窓を設けることで、下階まで光を届けることができるので、空間全体が明るくなります。

吹き抜けのデメリット:寒く、音が響く

吹き抜けのデメリットのひとつは、「音」が響きやすい点です。

今の住宅は高断熱・高気密住宅が多く、建物の密閉性が高いため、外に音が漏れにくい構造になっているかわりに、室内の音は反響しやすくなっています。
2階のトイレの音が1階まで響くのを防ぎたければ、トイレの位置を吹き抜けからなるべく離したり、2階の足音が心配なら床材で音を吸収する工夫をする必要があります。
また、吹き抜け部分が大きければ大きいほど、冬場に下階が寒くなるというデメリットもあります。

暖気は上昇するので、下階で温められた空気は上階へと上がります。逆に冷気は下降するため、吹き抜けを通じて下階に冷気が降りると、ずっと暖房をつけていても、下階がいっこうに温まらず肌寒い……ということが起こります。

これを防ぐためには、積極的に床暖房の採用を検討する必要があると思います。

実際に、戸建てで吹き抜けをつくった友人が「床暖房をつけて本当によかった」と話していました。ほかにも、上階の吹き抜け部分にファンをつけ、空気を対流させる工夫をすると、温度差の緩和に効果があります。
暖房計画をするときには、換気についても十分にシミュレーションし、セットで考えなければなりません。

吹き抜けの大窓は、断熱性に優れたガラスを採用しよう

また、わが家は吹き抜け部分に下階〜上階につながる大きな窓をつける予定です。吹き抜け部分に大開口…ますます冬の寒さが不安になります。窓の断熱性能を上げることで、冬は暖かく夏は涼しい断熱構造の住まいに一歩近づくことができます。

そのとき調べて出会ったのが、LOW-E複層ガラスというもの。

一般的な複層ガラスは、ガラスとガラスの間に空気層(乾燥空気またはアルゴンガス)が入っており、ダイレクトに外の熱が住宅の中に影響しないようなつくりになっています。

複層ガラスの派生として現在注目されているのが、LOW-E複層ガラスです。
これは複層ガラスの内側のどちらかの面が金属コーティングされており、より断熱性、遮熱性を高めた構造になっています。また結露しにくかったり、遮音性能・防音性能に優れる、防犯面で有効性があるといったメリットもあります。
デメリットは、ほんのりと色がついているように見えること。メーカーによって、グレーっぽかったり、青っぽかったり、ニュアンスが違うようなので、各ショールームへ実際に見に行ってじっくりと検討したいと思います。
このようなことに気をつけながら、わが家は吹き抜けを採用したいと思います。実際に暮らした体感は、そのうちご報告したいと思います。みなさんもメリット・デメリットをしっかりと把握したうえで、本当に吹き抜けを採用するのか否か、じっくりと検討してくださいね。
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この記事を書いた人

太田みおさん

料理家/ライフスタイルデザイナー。おもてなし料理とテーブルコーディネートの教室lifestyle atelier MAGNOLIA主宰。企業へのレシピ提供やコラム執筆も行い、「暮らしを美しく、心をゆたかに」をモットーに、食卓から幸せを創り出す活動を行っている。

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