2024/07/19更新11like125958view

著者:SUVACO編集部

レトロモダン・大正ロマンを感じる、懐かしいのに新しい和洋折衷インテリア

どこか懐かしい和洋折衷の大正ロマンを感じる空間は、根強い人気があります。

アンティーク家具やレトロ感のある雑貨を取り入れた落ち着きのある雰囲気が、重厚感のある日本家屋に馴染みやすいのも理由のひとつ。慣れ親しんだ日本ならではの建築に、新しい文化が舞い込んだ活気あふれる世界観も魅力です。

そんな、おしゃれで魅力にあふれるレトロモダン・大正ロマンといったインテリアスタイルの住宅事例を紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

レトロモダン・大正ロマンとは?

懐かしさを感じる古風な雰囲気のなかに、近代的・現代的な要素を感じる「レトロモダン」は、家具や建築材を用いて古いものと新しいものとを重ねて互いに引き立て合うのが特徴のインテリアです。
一方、大衆文化の発展や応接間をもつ和洋折衷の住宅が出現し、和風と洋風の異なる文化が交差した激動の時代。それぞれの良さの中に「自分らしさ」を取り入れた空間が「大正ロマンスタイル」です。

さまざまな文化が絡み合うことで、洗練された空間にランクアップした住宅事例を一緒に見てみましょう。

デザイン張りの障子が個性的

ステンドグラスのような障子が目を引く寝室。
ペンダント照明に合わせたような色で構成したワーロンシートをデザイン貼りにして、ほかにはない個性的でレトロ調の雰囲気のある空間となりました。

西洋と日本を重ね合わせた、ヴォーリズ建築へのオマージュ

戦前の日本で数多くの西洋建築を手がけたアメリカ生まれの建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の建築は、西洋と日本の建築様式が巧みに取り入れられ、その地の町並みと調和しているデザインが特徴です。施主の確固たる希望であった、ロマンを感じる建築スタイルを誠実につぎ込んだ住まい。

新旧の素材を織り交ぜて

日本家屋に見られる田の字の和室や廻り縁が大切に残されていた住まい。
断熱性を高めて和室の一部を生活空間に取り込むことで、座敷を含めて活用できる動線に。既存の素材を活かして今のライフスタイルを織り交ぜたリノベーションです。

欄間も床の間も家族の歴史も

丁寧につくられた日本家屋の良さをそのまま活かして、現代のライフスタイルに合った暮らしやすい住まいへとリノベーション。
欄間、床の間、囲炉裏などが、既存古材に馴染むフロアカラーによって全体が落ち着きのある空間となりました。リノベだからこそ実現した、家族の思い出が詰まったしつらえです。

どこか懐かしく感じるステンドグラス

新築でありながらも落ち着きのある、どことなく懐かしさを感じる住まい。
玄関の明かり取りを兼ねたステンドグラスを通して、時間の移ろいによって変化する光が空間に色どりを添えてくれます。

アンティークの木製建具と現代のインテリアで空間を構成

機能・感性ともにモダンな色彩を持つこだわりの住まい。
玄関の欅の蔵戸や三枚格子戸、エアコンには古欄間のカバー、光を廊下に取り込むステンドグラス入りのドア、吹き抜けに面する手すりの腰には左右対称の黒柿の古欄間を利用するなど、アンティークの木製建具と新しい建築やインテリア融合した空間構成です。

レトロカラーと空間を引き立たせる建築照明

コーニス照明で演出されたエントランス。
濃い色の床と壁の木目にレトロモダンカラーを取り入れて、照明効果で浮き立たせています。北欧の名作椅子を合わせたのも◎。

築86年の日本建築とモダンな家具とテキスタイル

築86年の実家の古い母屋を耐震補強も含めてリノベーション。
施主の感性やライフスタイルに合わせたインテリア空間。古さと新しさが入り混じるのがポイントです。家具やテキスタイルは西洋モダンデザインを採用しました。

旅館の面影を残す100年住み継がれる家

旅館と民家が混在した華やかな街並みが形成されていた街の昭和初期に建てられた古民家のリノベーション。
図面がなく、はっきりとその歴史を遡ることができない中で、解体から見えるさまざまな痕跡は、「工事の記録であると共に、かつて営まれていた温かい暮らしの記録」でした。

縁側だった形跡が欄間に残る戦後に増築されたレトロな応接間。応接間としての姿を残しつつデスクと本棚をしつらえ、ホームオフィスと趣味室を兼ねた夫のための空間となっています。

古建具でレトロ土間を再現

存在感のある玄関引き戸は、施主が惚れて購入した古建具。
この引き戸に合わせて玄関をしつらえました。重厚感あふれる引き戸を開けると5畳ほどの広い玄関土間が現れます。まさに古民家の土間を再現したお気に入りの空間です。

ビンテージ建具や既存梁のある洗練された土間

当初和室だった場所を、土間のある広い玄関にしました。
むき出しの既存梁やビンテージ建具を加工した引き戸、濡れ縁のような床形状がまるで縁側のようです。ニッチも設えてまるで古民家ギャラリーのよう。

築100年、レトロなイメージの補強柱でノスタルジックな空間

構造補強材である束ね柱とその柱頭のアーチ型のガセットプレートがデザインの特徴になった住まい。
既存の丸太梁をまくら梁や束ね柱などとともに着色。白い壁は内部に構造補強や諸設備を納めている新設のふかし壁です。新しい白と粗い木色のコントラストがノスタルジックな印象に。

古材をフル転用したモダンスタイル

着慣れた服のようにここちよい和の住まいです。
広がりのあるスペースを襖、障子で仕切る続き間という手法で作られていた本体の和室。ものを大切にする日本人の意識に基づき、日本家屋の魅力が生きています。古い材料や建具を転用し、壁ではなくオリジナルの木枠の襖で部屋を仕切り、光と風が気持ちよく抜け、多彩な眺めを楽しめる家となりました。

格子で外観を効果的に飾る

築60年の木造家屋のリノベーション。
格子を利用して、目隠しを兼ねたレトロな雰囲気のある意匠づくりをしました。京都の町屋建築のような「小さくとも豊かな暮らし」のある住まいです。

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