2017/06/08更新1like5257view

著者:Naomi.Spring

「可動」でフレキシブルな空間に。変化に対応する住まいづくり

空間を用途に合わせて変化させるなら、可動する棚や壁を設けると便利です。住まいの使い方やレイアウトの自由度が高い住まいなら、子どもの成長や老後の暮らし方など、ライフスタイルの変化に対応しやすくなります。
今回は、リビングや寝室、子ども部屋などに「可動」する家具を取り入れた機能的な住まいをご紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

可動棚でリビングダイニングを多用途に活用する

壁面に厚い杉板を使った本棚が印象的なリビングダイニング。ワークスペース、子どもスペース、ソファを設置したリラックススペースと、広々としたリビングを可動棚によって3つに分けています。家具の配置を変えれば、さらに使い方は広がります。

子供の成長に対応する可動式収納

空間の使い方に変化が出るのは、子ども部屋ではないでしょうか。小さなころは、家具は少なめにして床で安全に遊べるように、小学校にあがる頃から勉強する環境づくりと成長とともに変わっていきます。そんなとき、可動式収納があれば便利。兄弟がいるご家庭で、ひとつの部屋をふたつに分ける場合にも有効です。
渡邊唯「Mハウス」

子ども部屋はカスタマイズ性の高い可動家具がおすすめ

子ども部屋は、カスタマイズ性の高い空間が最適。モノの量や種類も成長とともに変わってくるため、可動家具や壁があると将来的に使い勝手の良い空間になります。空間を仕切った後の事も考慮し、収納スペースを各箇所へ配置している点も注目したいところです。

寝室に程よいプライベート感をもたらす可動式パーテーション

寝室は、プライベート感が欲しいもの。眠るときだけ可動式パーテーションを引き出せば、さっと個室にすることができます。床に溝を設けないタイプのパーテーションなので、埃がたまらず便利。開けているときも、床面がすっきりとした印象に仕上がります。

フルオープンタイプなら開放感たっぷり

フルオープン可能な引戸は、奥の部屋まで明るさを届けるスケルトンタイプ。開放感はそのままにシーンに応じて、緩やかに仕切る、完全に仕切るなどフレキシブルに活用できます。

圧迫感を抑えた半透明の可動式スライドドア

半透明で光を通すタイプの間仕切りは圧迫感を抑え、程よく明るさをキープしたい方におすすめ。プライベートスペースを仕切る7枚のスライドドアを開け放つと、広々としたひと続きの空間になります。リビングの一角に設けた、子ども部屋や寝室に最適です。

吹き抜けから届く陽光を遮らないスケルトンタイプ

階段をはさみ縦長に繋がるLDKを、スケルトンタイプの引き戸で緩やかに仕切っています。全ての部屋と接している吹き抜けから届く、陽光を遮らない工夫です。
可動する扉や棚を設けることでプライベート感をもたらす、見せたくないものを隠すなど、さまざまなメリットがあります。将来的に暮らし方の変化が訪れたときにも、可動式ならフレキシブルに対応できます。リノベーションの際には、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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