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設計、施工、監理を担当
わくわくするような、自分の基地が欲しい。というお子様の願いと、就学に向けて机も用意してあげたい、お片付けも自分でできるようになっていってほしい、という大人の思いと。デザインへの期待も頂いていたため、クリエイティブな解答を心がけたお宅です。
そろそろ就学時期を迎えるお子さんお２人のために、広く使えるデスクと秘密基地つきのスペースをつくりたい、とのご依頼でした。また、マンションにありがちな、扉に囲まれた玄関スペースや北側の個室という構成から、壁をとってひとつながりの空間にしたいとのご要望でした。
お子さんも楽しくなるような、広々とした空間にされたいというお話に共感し、プランニングさせていただきました。一方で、収納力は維持・確保されたいとのこと。雑然となりがちなお子様たちの持ち物も、自分たちで整理したくなるような仕掛けとともに、大人の収納量も確保しました。入るだけだったウォークイン収納を脱衣室とつなげ、両側から使えるようにしました。玄関収納も両側から使える仕様にしました。秘密基地は、成長の度合いに応じて使い方を変えられるように、大人シングルベッドサイズで計画しました。
お子さんも含め、予想以上ですと喜んでいただけたようです。結果的に収納量も以前より増えたと言っていただけました。
閉じられた玄関廊下と北側2つの個室を、広々とした子供空間に変えたい、という相談に共感し、写真と図面をお送りいただいて、簡単なプラン図を描きました。コロナ下ではあったのとお施主さんが忙しい方だったため、あまり対面でのお打合せはできませんでしたが、大枠ではそこから大きく変わらず、工事込みで進めさせていただきました。
お子様が、檻のような縦格子が好みだと言われていて、最初はどうかなと思っていたのですが、実際安全でもあるし、木材高騰の中、うまく既製木材サイズから作ることができて、良かったです。
閉じられた玄関廊下と北側2つの個室を、広々とした子供空間に変えたい、という相談に共感し、写真と図面をお送りいただいて、簡単なプラン図を描いたところ、気に入って頂き、2案目がそのまま完成。お子様のための秘密基地としてロフト空間も熱望とのことでしたが、その後大人になってもベッドになり、頭がつかえないサイズで造作しました。全体がダークめなお色はお父様好みで。床は硬めのクク無垢材（防音マット）。キズが付きにくく、長く使える仕様です。
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