2017/07/31更新0like2855viewhatamama8

光沢のある白が美しい!漆喰の魅力を探ってみよう。

昔から家づくりに使われてきた漆喰。自然素材の独特の質感や光沢のある美しい白など、長年建材として愛されてきたのには理由があります。今回は、漆喰の特徴が活かされた事例を見ながら、漆喰の魅力について探っていきたいと思います。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

漆喰とは

お城や土蔵など日本で昔から用いられてきた「漆喰」。その歴史の始まりは、平安時代の神社仏閣建築ともいわれており、現在でも倉敷の美観地区や姫路城などでは、艶やかな白色の美しさを愛でることができます。

一時は衰退していた漆喰の壁ですが、近年シックハウスなどの問題から、自然素材である漆喰を採用した家も増えてきているようです。そんな漆喰を用いた事例で漆喰の魅力を感じてみましょう。

外壁に用いられる漆喰

漆喰とは、消石灰を主原料とし、糊材(海草)やすさ(繊維)などを練り込んだものです。着色のない本漆喰は、この事例のような美しい白壁になります。白い壁と重厚感のある瓦屋根は趣がありますね。

また、漆喰は不燃性であり、防火機能に優れた素材として外壁に採用されてきました。商業施設など防火上対策が必要な場所でも、不燃認定を受けた漆喰なら利用することができます。
築100年の古民家を再生した外壁には土佐漆喰が用いられています。土佐漆喰は、のりを混ぜず、発酵させた稲の藁をすさとして練り合んだ高知発祥の漆喰です。稲の藁の色の影響か、施工してからしばらくは淡い黄色みを帯びていること、のりを入れない分、水に強い特徴があります。
漆喰は、ヨーロッパなどでも古くから活用されており、和でも洋でも使える素材です。こちらはアルプス山脈の石灰を原料とするスイス漆喰が用いられています。

スイス漆喰は、漆喰の中でもアルカリ性が強く、カビやコケなどの微生物の付着を防ぐ力が強いそうです。もちろん徐々に中和していくため、年数が経てば効果は薄れますが、外壁の素材として魅力ある機能ですよね。

内壁に用いる漆喰

玄関からリビングの壁が漆喰の家。漆喰は珪藻土と比較をよくされますが、珪藻土に比べるとツルッとした表面に仕上がります。また、大きな窓から日の光が差すことで、漆喰の壁は優しく輝きます。
漆喰は二酸化炭素を吸着するため、消臭効果も期待できるのだとか。玄関やリビングなども快適に過ごせます。
漆喰はフラットに塗るだけでなく、仕上げる際に模様を描くこともできます。
こちらの事例では、鏝ムラを残していますが、鏝以外の道具を用いることもあり、パターンも様々です。さらに手作業なので、全く同じ仕上げにはならず、その家にしかない壁をつくることができます。
顔料を混ぜて色のついた漆喰壁をアクセントウォールとして用いている事例。リビングの天井と壁を漆喰にし、一面のみ水色の漆喰で塗り分けています。バージニアアッシュの無垢材の床と淡い水色が優しい雰囲気です。
山田 一廣「埼玉県さいたま市の家」

無垢材と漆喰

本漆喰と無垢の木をふんだんに使った自然素材の家。シックハウス症候群など健康面を考えれば、無垢材と漆喰の組み合わせは理想的ですね。い草、無垢材、漆喰の自然な香りが心地よく住む人を包み込んでくれます。
伊賀上野城下の伝統的な家が立ち並ぶ場所に、木組みと漆喰塗りの自然素材をふんだんに使用した家が建てられています。ナチュラルな無垢材と漆喰の白の組み合わせは、見た目にも爽やかです。

丸みを帯びた壁を美しく仕上げる

壁や天井を全面漆喰で仕上げたこちらのリビング。天井と壁、部屋の隅の曲線などを漆喰塗りにすることでより滑らなカーブを描き、間接照明の効果もあって幻想的な空間を作り出しています。
漆喰のもつ魅力を感じていただけましたでしょうか。自然素材の持つ機能性はもちろん、光が当たったときの陰影や白色の美しさも抜群ですよね。最近では加工のしやすい漆喰なども販売されているようです。使う目的に合う素材を探してみてくださいね。
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