お子さんの小学校入学をきっかけに、子供部屋を見直したという方は多いのではないでしょうか。
我が家も娘の小学校入学を機に、築30年のマンションをリフォームしました。
今回は、その一部「子供部屋の漆喰DIY」のレポートです。家族で楽しみながらできるのもDIYの魅力。
ここでは、我が家の実例を交えながらDIYの楽しさをご紹介いたします。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
壁塗り前はお約束のいたずら書きでウォームアップ
本塗り〜準備する道具とマスキングのコツ
本塗り〜コツは下から上へ
壁塗り前はお約束のいたずら書きでウォームアップ
壁塗りの前のお楽しみは、やっぱりコレ!子供の頃に壁にいたずら書きをして怒られた経験って、誰にでもあるのではないでしょうか?
でも、漆喰を塗る前の壁は、どんなに描いても怒られない大きなキャンバス。そう!この日だけは無礼講で子供はもちろん親も童心に返って、思い切りいたずら書きを楽しみましょう。
思いっきりいたずら書きを楽しんだあとは、壁塗りのお約束も忘れずに。イタズラをした後はキレイに消すのもお約束。漆喰塗りの練習を兼ねて、いたずら書きを消しながら、いよいよ本塗りの準備に入ります。
◆ポイント:
今回使用の漆喰は、壁紙の上や砂壁の上にも濡れるタイプを使用。漆喰の種類によっては、ベースがベニヤや石膏の場合、アクが出る場合があるのでアク止めシーラーや下地用シーラーを塗ってから本塗りをするようにしてください。
本塗り〜準備する道具とマスキングのコツ
本塗りをするための道具は、漆喰のほかにマスキングテープ、コテ、パテ板のほか、軍手、汚れてもいい古いスリッパなど漆喰がポトポトと落ちてもいい服装で。
我が家の場合は、使い捨てできるプラスチックのコテとパテ板のセットを使いました。
養生は丁寧に行いましょう。
養生の良し悪しで仕上がりが違ってくるほどです。ここは焦らずじっくりと時間をかけるのがコツ!マスキングテープのついた養生シートを使うと楽ちんですよ。シートは、少なくとも50センチ以上長めがおすすめ、漆喰はボタボタと落ちやすいので床を保護できる上、後片付けもスムーズです。
本塗り〜コツは下から上へ
本塗りのコツは、パテ板に漆喰をたっぷりと取り、下から上へ向かって塗っていきます。
まずは平面に伸ばしていきます。塗りが均等でなく、凹凸があっても味が出るのが漆喰のよさ。天井や角、床との境目など塗りにくい部分は最後に小さめのコテで埋めて仕上げます。
塗り終わったら、完全に乾くまで2〜3日放置してから養生シートを外します。漆喰の湿気が抜け、色が白くなるので乾いたかどうかは一目瞭然。しばらくは漆喰の匂いが残りますが、1週間を過ぎた頃には気にならなくなり、徐々に消えていきます。
もちろん専門家に頼んでもよいですが、思い出づくりと自宅への愛着がより一層湧く家族でDIYはおすすめです。