2016/07/22更新3like2959view

著者:Meru

ライフスタイルに合わせて”部屋数を変更”できる家

家は一生ものの買い物ですが、何年もずっと変わらないライフスタイルで過ごすとは限りません。特にお子さんがいるご家庭は、子供が成長して部屋が手狭になったり、独り立ちして家を出て行くこともあります。他にも泊りがけの来客があったり、急に自分だけの部屋が欲しくなったり、生活には何かしらの変化が訪れるものです。そんな時に役立てるため、楽に部屋数を変更できるようにあらかじめ準備しておくのはどうでしょうか。すぐに出来てしまうものから多少の工事が必要なものまで、部屋数を変更するためのアイデアをご紹介いたします。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

間仕切りに見せかけた扉

寝室の中央にはレンガ調の間仕切り壁があります。これだけでも個室感がありますが、この壁には実は大きな秘密が隠されているんです。
空間社「武蔵野市M邸~Civil~」
この間仕切りの後ろには扉が収納されていて、引き出すだけで完全個室を作ることができます。寝室はあまり人目に晒したくないものなので、来客時だけ個室にするなど臨機応変に使えるので便利です。
空間社「武蔵野市M邸~Civil~」

部屋の形が変えられる家

こちらは変形型のパーテーションを左右に動かせるようになっていて、片方の部屋を広くしたり狭くしたりと自由に変えることができます。遊び心が感じられるのもポイントです。

可動式の収納

引き戸の代わりに可動式の収納がある家です。二つの部屋を仕切るように置かれた収納は実は動かすことができて、一直線に並べると部屋を完全に二つに分けることができます。
平賀 久生「混構造の家」

可動ルーバー

一見普通の木製タイプの引き戸に見える建具には仕掛けがあります。
この引き戸はルーバーになっているので、個室の透過度を調整することができるんです。ルーバーを開いておけば、風邪通しや陽射しの入りもよくなります。来客があったり、部屋にこもりたい時は、完全個室にするなどパターンを選べるのが嬉しいですね。

ドアと照明が2つずつの家

こちらの子供部屋は将来2つに分けることを想定して、あらかじめドアと照明を2つずつ設置しています。数年後にまたリフォームして配線工事をしたりドアを設置するのは手間がかかるので、こうして準備しておくのが賢い選択です。

間仕切りしやすい構造

将来子供が増えたり両親と同居するなどの様々な変化に備え、区切りしやすいように柱や梁を多く残している事例です。ある程度ライフスタイルが定まれば壁を増設したり、カーテンで仕切るなどの工夫もできます。

壁の代わりの収納家具

正面に見える黄色い収納家具の奥は、今はウォークインクローゼットになっています。しかし、この家具は造り付けではなくて移動できるものなので、将来は家具を移動させることによって新たに部屋を作ることができるようになっています。
このように将来の変化を見越したり、刻々と変わるライフスタイルに合わせて家を準備しておくことは重要です。大幅に間取りを変更するとなると費用もかかってしまうので、将来の家計の助けにもなるかもしれませんね。
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