2019/06/23更新1like2049view佐藤ゆうか

広くする?狭くする?玄関の広さの基本的な決め方とは?

玄関は、家を訪れた人が必ず踏み入れる空間で、家全体の印象を左右すると言っても過言ではありません。玄関を明るく開放的にしたい!と考える方は多いですが、その場合、玄関を広くすることで開放的な空間は実現できるでしょう。しかし、あまり広すぎると、広さを持て余してしまったり、狭すぎる場合にはバランスが悪く、暮らしの中での不便さが目立ち、ストレスになってしまうこともあります。

そこでこの記事では、玄関の基本的な広さの決め方と、広い場合・狭い場合それぞれのメリットやデメリットについてお伝えします。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

玄関の広さを決める際に考える3つのポイント

玄関の広さを決める際には、次の3つのポイントから考えましょう。

①家の広さに対するバランス
②家族構成
③趣味

順番に詳しく確認しましょう。

①家の広さに対するバランス

日本の一般的な住宅の広さは、30坪程度。家全体の広さからバランスを考え、玄関の広さを計画した場合、1~1.5畳分の広さが適当で、一般的と言えます。

家が大きくなれば玄関も広くし、狭くなれば玄関も狭くすることで家の中で自然なバランスがとれます。
②家族構成

家族が多ければ、必然的に靴が多くなりますよね。収納スペースを設けることはもちろんですが、家族が多いと外出する際に玄関が混み合います。

玄関框(かまち)の長さを1.5m程度確保すれば、2人ずつ靴を履くことができますので、外出の際のストレスを軽減することができます。注文住宅を建てる際には、せっかくですから家族状況に合った広さで玄関を計画したいですね。
③趣味

園芸や日曜大工や自転車などの趣味がある場合には、土足で活動できる土間を広く確保することで、便利に使うことができます。具体的な広さについては、趣味の内容や活動内容に合わせて設計士と相談しましょう。

この3つのポイントを押さえた上で玄関の広さを決めると、失敗を防ぐことができます。

広い玄関のメリット・デメリットとは?

玄関を平均的より広くした場合のメリットとしては、次のことが挙げられます。

■広い玄関のメリット
・開放感がある
・バリアフリーに対応できる
・便利なことが多い

玄関が広いことで開けた印象になり、来客からの印象がよくなることは第一に想像できますね。また、玄関にバリアフリーのための段差を解消する設備を設置する際には、玄関の広さが2畳以上あると使い勝手への影響を少なくすることができます。

玄関に広さがあることで、外で汚れた際の着替えや、愛犬の足拭き、出かける際のベビーカーへの乗り込みなど、日常的に土間空間を便利に使うことができるメリットがあります。

反対に、玄関が広い際のデメリットとしては、次のことが挙げられます。

■広い玄関のデメリット
・掃除が大変
・他の部屋や空間が狭くなる
・散らかりやすい
・工事にお金がかかる

土間の空間は、フローリングに比べて掃除に手間がかかるため、広ければ広いほど掃除は大変になります。

また、玄関が広いことで、その広さに甘んじて靴を出しっぱなしにしたり、物を置いてしまい散らかりやすくなることが問題になりやすいので、収納計画もしっかり行いましょう。

玄関の土間の工事費は、左官工事・タイル工事・玄関框など他の空間に比べて工事費用が掛かるため、広ければ広くなるほどコストが掛かるデメリットがあります。

狭い玄関のメリット・デメリットとは?

玄関を狭く計画した場合のメリットとしては、次のことが挙げられます。

■狭い玄関のメリット
・収納や広く見せるためのアイデアを活かせる
・掃除が楽
・工事費を節約できる
・他の空間を広く確保できる

玄関の空間が平均より狭い場合でも、高さや視線の抜け方、収納の方法など玄関の空間を素敵に見せるアイデアを活かすことができます。そのアイデアを考え、反映させられることも狭い玄関ならではのメリットと言えるでしょう。

玄関が狭い場合には、閉塞的になりやすい。置ける物が限られるといったデメリットがあげられます。収納や設計の工夫次第で狭い玄関のデメリットがカバーできるといいですね。
玄関の基本的な広さの決め方と、広い場合と狭い場合それぞれのメリット、デメリットについてお伝えしました。注文住宅の玄関の広さを計画する際には、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で家族の状況に適した計画ができるといいですね。
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この記事を書いた人

佐藤ゆうかさん

2級建築士。
高校卒業後、中小規模の建設会社に勤務。
木造住宅を中心に新築やリフォームの設計に携る。
現在は2児の育児を中心に在宅ワークに励み、いつか現役復帰を夢見ながら建設業界にしがみつく日々。

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