2024/02/22更新0like1306view

著者:SUVACO編集部

【専門家解説付き】「楽しい」「つながる」「変わる」キッズスペースに欠かせない3つのキーワード

子供の誕生や成長をきっかけに住まいづくりを検討される方は、多いのではないでしょうか。子供が自由に思い切り遊べるスペースをつくってあげたい、子供の成長に合わせて個室を設けたい...など。
そんなキッズスペースをつくる上で考えたいのが子供たちが遊べる「楽しい」場所、家族と「つながる」空間、そして成長とともに「変えられる」こと。
今回は「楽しい」「つながる」「変わる」をテーマに実現されたキッズスペース事例をご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

上って下りて、ぐるぐる回って。子供が楽しく遊べるキッズスペース

最初にご紹介するのは、子供にとって「楽しい」ぐるぐる回れる&上り下りできるキッズスペースを実現した住まい。

リビング奥の障子を開けてはしごを上れば、中2階のキッズスペース。さらにそこから2階、ロフトへと移動できる3層構造。中2階のキッズスペースは欄間部分に入れた強化ガラス入の窓でそっと見守れるのもポイント。回ったり、上ったり下りたりと、好きな場所で思いのままに遊べる理想的なキッズスペースです。

将来は2階の子ども室を2つに分けて、それぞれが中2階と2階、2階とロフトと2層ずつ使えるようプランされています。

この事例を手がけた専門家

kurachiffon (クラシフォン)瀧内未来さん

kurachiffon (クラシフォン)瀧内未来さん

建築家

子供が成長する上で楽しい家は、ぐるぐると回れることと、上ったり下りたりの上下移動ができることだと思っています。
さらに、子供は親から隠れて遊んだりするのが大好き。親はそっと見守れるように、目線上の一部をガラスにしたり、視線が抜けるような動線をつくっています。
子供を育てる住まいには、子供が自分で自分のことができるよう工夫・システムづくりが大事です。
将来巣立つ時、これが自分が育った家!と自慢できるそんな住まいを目指しました。

段差でゾーニング。遊ぶ・学ぶを楽しめるリビング

次にご紹介するのは、リビングに段差をつくって空間を分けた事例です。段差でつくられたゾーニングが「楽しい」くつろぎ、学び、遊べるリビングです。

玄関からリビングに続く廊下は撤去して、リビングの一部まで土間スペースを広げ、土間・リビング・ワークスペースと段差で空間をゾーニング。ワークスペースは家族の気配を感じながらも、壁にむかって集中できるのがポイント。
土間を走り回ったり、リビングで遊んだり、ワークスペースで勉強したりと、シーンに応じて楽しめるリビングは子供にとってうれしい空間です。

この事例を手がけた専門家

リノベーションスタジオKULABO

リノベーションスタジオKULABO

リノベーション会社

廊下をなくすという大胆な設計はLDKを開放的にし、段差で空間を分けることで家族のつながりを常に感じれるのと同時にお子さんが楽しく遊べる環境を実現しました。
段差を上ったところにはワークスペースを壁に向け気配を感じながらも集中できるように計画。
また土間空間ではお子さんの足形を玄関にペイントし、靴をしっかり揃えて置けるようにという奥様の思いがこもっています。壁面にも古材や黒板塗料を取り入れ、お子さんの学校での作品を自由に飾ったり絵をのびのび書けるなど楽しく暮らせる遊び心あふれる住まいとなりました。

両親の気配が安心につながる。半個室のキッズスペース

2つめにご紹介するのはリビング横に設けた家族と「つながる」半個室のキッズスペース。将来は個室へと「変えられる」空間にもなっています。

そろそろお子さんに個室をつくってあげたい。でも完全個室はまだちょっと寂しい...そんな施主が実現したのが、ロフトのある半個室のキッズスペース。

今は必要に応じてスクリーンでロフト部分を区切っていますが、将来は壁をつくって完全に個室にすることも可能。子供の成長に合わせて変化する住まいです。

【持ち家リノベ】リノベをしたら家が広くなった!20年分の「なんとかしたい」を一挙解消

この事例を手がけた専門家

EcoDeco(エコデコ)

EcoDeco(エコデコ)

リノベーション会社

リビングの横に今は完全に個室になっていない子供部屋をつくりました。部屋にはロフトベッドとその下には秘密基地のような小さな図書館を設け、わくわくするようなお部屋づくりをしています。

壁のカラーは見ているだけで楽しくなるようなブルーで塗装しました。お子さんの成長に合わせ、いずれは個室にすることを想定したお部屋づくりです。

今は広々、将来はそれぞれの個室に。兄妹のためのキッズスペース

小さい子供たちにとって広々と走り回れるスペースは何よりも「楽しく」うれしいもの。
次にご紹介するのはそんな広々キッズスペースを実現された事例。
将来は、それぞれの個室に「変えられる」のもポイントです。

玄関横に設けた広々とした洋室は入り口を大きな引き戸にし、開け放てば廊下を挟んだ向かいにある主寝室ともつながり開放的な空間に。ベッドの上で飛び跳ねたり、広いスペースで思い切り遊んだり。セカンドリビングのように自由に遊べる楽しいキッズスペースです。
将来子供たちが成長したら、部屋を2つに分けてそれぞれの個室を確保できるようにもなっています。

回遊性で家事ラク!開放感で子どもが喜ぶ間取りに!

この事例を手がけた専門家

湘南リフォーム

湘南リフォーム

リノベーション会社

家事動線を考慮した回遊性に優れた間取り、建材に自然素材を採用、お子さんの将来を考えた可変性のある居室の3つを特徴としております。
回遊性を持たせることで家事動線・家事効率の向上をねらいましたが、各所に必要な収納があるため、お子さんもお片付けがしやすくなりました。加えて自然素材(無垢フローリング)を採用することにより、健康的に過ごせる環境づくりを目指しました。居室は2つの居室に引き違いの開閉可能な大きな扉を設置。廊下を挟んでひとつの広い空間で思いっきり遊べるスペースになっています。

将来は、間仕切りをして個々にスペースを区切って使えるようにと、お子さんの成長を見越した可変性の工夫を凝らしています。

空間をつなげ走り回れるキッズスペース&リビング

最後にご紹介するのは、リビングと「つながる」ように子供たちのロフトベッドやワークスペースを設けた事例です。

造作家具で無駄なく空間を活用し、限られたスペースながら走り回れる広々LDKを実現。キッチンで家事をしていてもリビングやロフトベッドで遊び、学ぶ子供たちの様子を見守れます。

造作家具で壁面スッキリ、オンリーワンの広々なLDK

この事例を手がけた専門家

リノベーション東京

リノベーション東京

リノベーション会社

いつも子供たちと一緒にいたい、いつでも目配りしていたい、というご両親のご要望からプランニングを考えた間取りです。LDKで食事や団らんの時間を過ごすのは当たり前ですが、勉強したり遊んだり、寝るのも全て同じ空間です。

2段ベッドとロフトベッドがあり、お休みになる時以外も、お子さんの隠れ家として楽しまれています。隅々の小さなデッドスペースには収納を造作し、できるだけ室内には家具や物を置かずにすむように工夫しています。

今回は、子供の人数や成長に合わせてさまざまな工夫を取り入れたキッズスペース事例をご紹介しました。

〈住まいのコンセプト〉
「#子供もうれしいおうち」のコンセプト事例を見る


これから家づくりを検討する上で、キッズスペースをご検討の方は、子育ての経験や実績をもとにさまざまな提案をしてくれる専門家へのご相談をおすすめします。

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