2016/02/07更新0like6562view

著者:ありがとさん

インテリアの色彩計画の基礎

住宅イメージ。「デザイン」・「素材」・「色彩」は重要な要素です。その中でも一番大きく左右するのが色彩ではないでしょうか。イメージしたものと違うなんて事になってはいけません。ご家族の希望や全体とのバランスを考慮し、十分に色彩計画を練る事は重要課題ですね。住宅におけるインテリアの色彩計画の手順と基礎を把握しましょう。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

各室のコンセプトとイメージを設定

外観・玄関・リビングダイニング・寝室・個室・水回り。それぞれの空間には使用目的があります。外観や玄関はその住宅の顔となりますし、個室には個性が表現されます。
まずは住宅全体の色調にある程度の方向性を見出します。そのメインイメージをもとに各室の色彩計画を立てましょう。
例えば、「明るい」「落ち着いた」「幾何学的」と形容でのイメージでも住宅の仕上がりは大きく変わります。設計段階から並行して、色彩計画を始めましょう。

各室の色彩の構成と条件チェック

具体的なコンセプトが固まったら、各室に見合うイメージを具体化していきます。
空想での構想はあくまでも要望段階。ここで条件が発生します。
水回りも自然素材にこだわって木材を使用したい!と思っても住宅に関する様々な法令がクリア出来るか。といった条件にぶつかります。
法令だけでなく、構成したい色彩が製品によっては限定される場合もあるのです。
このように、希望通りの住宅を手に入れるには、色彩構成と条件を満たす必要があるのです。
信頼できる担当者に要望を伝え、プロのアドバイスを取り入れながら満足のいく住宅を目指しましょう。

基調色【ベースカラー】とは

基調色【ベースカラー】とは、住空間の中で大きな部分を占める色彩です。天井・壁・床。
全体のイメージを作りあげる主力色彩とも言えます。
わかりやすく言い換えると、壁が白なのか、コンクリートの打ちっぱなしなのか。天井が木材なのかクロス張りなのか。これだけでもイメージは全く別物ですよね。
基調色【ベースカラー】には奇抜な色彩でなく、居住する皆が心地よいものがベストですよ!
林 謙太郎「みどりのK邸」

配合色【アソートカラー】とは

配合色【アソートカラー】とは、基調色【ベースカラー】に調和させ、色彩の特性を活かし統一感を保ちつつ変化をつける役割を持ちます。
扉、カーテン、ブラインド、大型家具に配合色【アソートカラー】を用いることが多いかと思います。
イメージの定着と多様化が出来ますので、コンセプトやイメージに合わせ住み手の個性が表現できます。

強調色【アクセントカラー】とは

強調色【アクセントカラー】とは、基調色【ベースカラー】・配合色【アソートカラー】の調和バランスに対して、極端に目立つ変化を加える役割を持ちます。
全体色を引き締めたり、視点を集める集中色。強調色【アクセントカラー】を取り入れることで演出効果も期待できます。
建築設計事務所アトリエSY 山田 辰矢「『一宮市U様邸』家族の絆を育てる住まい」
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