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設計、監理を担当
廊下と個室でつないだ一方通行の行き止まり感が感じられる3LDKプランを、二人が生活してここちよい距離感とゆとりのあるスケール感に組み変え直した計画です。
リビングダイニング、寝室、洗面、クローク、ホールをスムーズにつなげ回遊動線を確保しました。若干窮屈だった玄関、廊下は幅を広げてゆとりのあるホールへ、2室の個室はクロークとして一体化しさらに廊下と洗面室を合体させ、洗面・ユーティリティ・クロークひとつながりの空間とホテルライクなデザインに変化させています。キッチン、トイレ、浴室などの水廻りは、築年数の割に比較的きれいであったため、新しくデザインされた部分と取り合いがあるところに手を入れる程度にとどめ、解体工事の範囲を工夫して一部床・壁の下地やフローリングは既存利用するなど、コストを抑えつつデザインを組み込む工夫をしています。
【掲載誌】relife+ (リライフプラス) vol.38(扶桑社 2020/9/14 発売)