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設計、施工を担当
ハイセンスな人々が集う都心の人気エリアでヴィンテージマンションを購入し、部分リノベーションをされた40代ご夫婦のお住まいです。
■家づくりのきっかけ
コロナ禍で家にいる時間が長くなり、住まいを整えたいと思われたようです。それまでは賃貸にお住まいで、その周辺で新築マンションやリノベーション済みの中古マンションを探したものの気に入るものがなく、自分たちでリノベーションするという決断をされたそうです。
■施主様のご要望
・天井の低さからくる圧迫感を解消してほしい
・洋服が好きなので、大きなウォークインクローゼットがほしい
・トイレは独立させたい
・リモートワークが増えたので書斎がほしい
リノベーションでは、天井の高さを変えることはできませんが、リビングダイニングから書斎までをワンフロアにし、抜け感のある作りにすることで圧迫感の解消を目指しました。
フローリングは施主様ご希望のフレンチヘリンボーンにし、山の向きを入り口から書斎側に向かうように配置することで、縦長の空間がより強調される視覚効果も狙いました。
書斎とリビングダイニングのゾーニングのために、主張しない程度のアールの壁をつくり、カーテンでも仕切ることができるように開口上部にカーテンレールを取り付けました。
また、トイレをタンクレスではなくタンク付きのものを選ぶなど、譲歩できる部分で予算を抑えるなどのコストダウンを提案しました。
「おかげさまで大満足な結果となりました。
同時期にリノベーションをしていた友人は、リノベーション会社との相性が悪かったらしく、なかなか前に進まないことにイライラしていましたが、Co-DESIGN OFFICEさんは、最初からスケジュールをきっちり切って提示してくださっていたため、引き渡しまでとてもスムーズでした。
1回目の打ち合わせ時から細かな見積書を出してくださったということもあり、見通しが立てやすく、最初から最後まで安心して任せられました」
2週間に1回、3〜4回ほどの打ち合わせを重ね、最初のお打ち合わせから半年もかからずにお引き渡しとなりました。
窓側に斜めの梁が出ているなど、リノベーションしにくい形状の物件で、正直、非常に難しい案件でした。
その中でも、施主様と意思疎通を繰り返しながら、目的に向かって無駄なく進めることができました。
少しレトロ感が漂う白いホーロー製のキッチンを選ばれたり、明るい壁の色にされたりした結果、その独特な形状も相まってパリのアパルトマンのような雰囲気に仕上がりました。
リビングからダイニングの抜け感がポイント。 既存フローリングと新規ヘリンボーンフローリングとの組み合わせ。
空間を広く使えるI型のキッチン。 アール開口の向こうに見えるのがアトリエ。
既存のフローリングを活かした空間。 本棚はあえて低い位置に取り付け、小物のディスプレイ棚も兼ねたものに。
どこかレトロ感の漂うホーロー製キッチン。 壁付I型とする事で、空間を有効活用する事ができる。
最上階ならではの勾配天井。 海外アパルトマンのペントハウスのような雰囲気に。
アトリエからダイニングキッチンを見る。 将来的にカーテンで仕切る事を想定し、アールの開口上にレールを設置。
採光がたっぷりと差し込むアトリエ。 ヘリンボーンのフローリングが主役。
ドアとフローリングは既存利用