家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当
中古住宅をご購入され新築よりコストを抑えられ工期も短縮できる全面改修の方向性を選択されました。旗竿地ではありながら南側及び北側向かいにも桜の木が望める環境にあり、その周囲の開放的な環境を取り込むこと、採光通風が心地よいこと、動線や収納が快適であること、自然の素材を多用することなど、配慮しています。
お子様の進学を機に子供室も確保できる新居をお考えでした。プライベートスペースはあくまで機能的にかつ無駄のないプランとし、2階のパブリックスペースは家族の居場所として快適さを追求しました。
2階のパブリックスぺースはもともと3室だった個室をつなげてワンスペースに改修しました。また南側は天井を取り払い目一杯高くして採光を溜め込むことで空間に抑揚ができました。また南側デッキの奥行きを深くしつつ周囲からの視線を遮ることで空間の広がり感を得ています。
北側にもサービスデッキを設けて風通しや採光のバランスを得ています。
既存の梁と新たに補強した梁が交差する天井は、旧宅の記憶を引き継ぎつつ、新たな暮らしが始まることを象徴的に感じさせます。「オーダーメイドの家づくりでなければ得られなかった心地よさ」を日々感じています・・・とのこと!
ご購入された中古住宅を事前に見学させて頂き、既存の骨格、構造、屋根、プランなどから改修工事可能か(新築よりベターか)を検討させて頂きました。建て主様のご状況やご意向からもリノベーションを選択いただくのがベストだったと思います。
リノベーションはどこまで既存の骨格等を尊重し、どこから取り除いて新しく付加していくかの線引きが難しいです。様々なポイントについて建て主様とご相談させて頂き、メリットデメリットをご説明させて頂きながら一歩ずつ進めていけました。