2015/07/07更新0like6975view

著者:莉緒

床木材の種類と質感~メリットとデメリットで上手に使い分け~

家を建てる時、またはリフォームする時にあなたが最もこだわることは何でしょう?
人によってそれぞれ重視するポイントは違いますが、住み良い家にしたいという思いはみなさん同じなのではないでしょうか。
そのために検討すべき項目はたくさんありますが、今回は床材として使われる木材に注目してみたいと思います。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

パイン材

パインは日本名は「松」です。
乾燥しやすく、狂いが少なく耐朽性があります。
柔らかで肌ざわりが良いのがメリットであると同時に、その柔らかさゆえ、キズがつきやすいのがデメリットと言えるかもしれません。

ウォールナット

日本名は「くるみ」です。
乾燥による干割れや劣化を起こすことがありますが、乾燥後はほとんど狂いを生じません。
車のジャガーのダッシュパネルに採用されるなど、優しい風合いとモダンでクールな印象です。

チーク材

熱帯アジア産のクマツヅラ科の落葉高木です。
狂いが少なく耐久性に優れており、弾力があるので曲げに強く、腐食にも強いのが特徴です。

肌目は粗いですが加工はしやすく、耐久性があります。
特有の芳香があるのが特長です。
こちらは杉の足場板を再利用しています。どこかシャビーな趣がお部屋の雰囲気をつくってくれます。
SHUKEN Re「No.50 30代/2人暮らし」
こちらは床と壁に真っ白に塗装した杉を使用しています。塗装次第で雰囲気ががらりと変わりますね。

コルク材

コルクは、コルク樫の木の皮を粉砕し、若干の接着剤を混ぜて3.2~8ミリのシート状にした床材で、肌触りに温かみがあります。
弾力性や吸音性にも優れ、酸や油に強いというメリットと、直射日光をによる退色、他の床材に比べてキズがつきやすいこと、水が浸み込むと膨張しやすいことなどのデメリットもありますが、そのデメリットをカバーした加工の床材も多く出ています。

さくら材

加工しやすく反りや曲がりが少なく、床材として適しています。耐朽性もあり、磨くと美しい光沢が出ます。

ローズウッド

マメ科の広葉で熱帯から亜熱帯に分布しています。
肌目はやや粗いですが耐朽性が極めて高く、磨くと美しい光沢が出ます。高級家具などによくつかわれています。

オーク材

ブナ科の広葉樹。日本名は「ナラ」ですが、北米東部産のホワイトオークをさすことが多いようです。強度、耐久性が高く、フローリングや家具の他にワインやウィスキーの樽の材料にも使用されています。
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