SUVACOに登録している専門家(建築家・リノベーション会社など)に、ご自身や会社のことをお聞きする連載「わたしのこと、会社のこと。」
今回は、リノベーション会社 スタイル工房 浜田山店の鈴木さん・竹原さん・保壽(ほうじゅう)さんにお聞きしました。(2022年07月時点での情報です)
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
スタイル工房ってどんなリノベーション会社?
みなさんはそれぞれどのようなことを担当されていますか?
今の仕事をしようと思ったきっかけや経緯は?
この仕事の醍醐味や魅力を感じるところは?
好きな家具・建材とその理由を教えてください
スタイル工房のこだわりや、自慢できるところは?
スタイル工房の雰囲気ってどんな感じですか?
スタイル工房ってどんなリノベーション会社?
スタイル工房は、東京都杉並区にある浜田山店のほか、青山店、横浜店に拠点をおくリノベーション会社。
自然素材を生かしたリノベーションが得意で、設計・建築士事務所での経験をもつベテランのプランナーも多く在籍。一人ひとりの暮らし方に耳をかたむけ、型にはまらない最良のプラン提案を行っています。
スタイル工房のプランナー・鈴木さん、商品企画・購買・積算・竹原さん、施工管理 東京エリア リーダー・保壽さんにご自身のこと、会社の魅力について伺います。
みなさんはそれぞれどのようなことを担当されていますか?
初期プラン・営業・設計(基本的に施工管理以外)を担当しています。
スタイル工房では、ひとつのプロジェクトをプラン・営業、見積もり、設計・コーディネート、施工管理と業務ごとに区分しています。アドバイザーの経験を生かし、ひとりでプランニング・営業から設計・コーディネートから見積もりの精査までを担当し、ご予算・デザイン・使い勝手をトータルでご提案できるよう心がけています。
プランナーが出したプランに対して、積算し見積もりを作成する仕事です。
また、社内向けに商品企画・提案をしたり、メーカーとの購買の窓口を担当しています。ただ見積もりをするだけでなく、予算に見合った商品や工法の提案なども行っています。
東京エリアの施工管理を担当しています。
主に現場の予算・品質・安全・工程の管理をしています。また、新入社員の新人教育や現場研修を行っています。
今の仕事をしようと思ったきっかけや経緯は?
ホームページに掲載されている施工事例のタイトルにコンセプトがしっかりと記されているのを見た時、「これは良い!こういうものが作りたかった!」と思い、スタイル工房を選びました。
また、スタイル工房は表現力に力を入れていて、お客様との打ち合わせの際にその場でパースなどを描きながらご案内をしています。絵を描くのが好きなので、得意なものをここなら活かせそうと思いました。やっぱり手書きはお客様の心に響くなぁと。これからもデジタルを使いつつ、手書きの表現も大事にしていきたいですね。
前職は、店舗デザインの会社に勤めていました。店舗デザインの華やかさや非日常性などを住宅に持ち込めたら面白いと思い、住宅リノベーションの業界を志望しました。
スタイル工房の施工事例は、入居後の生活感も含めた暮らしの様子が見えるところです。それは、引き渡しの後も撮影ができる信頼関係をお客様と築けていると感じられたことが、ほかの会社にはない魅力だと思い応募しました。
積算職は就職後に異動した部署ですが、情報とデータでみんなを影で支えられている感じが自分の特性にとてもマッチしていると思っています。
正直言いますと、初めは通勤時間が短いためにスタイル工房を選びました。
この浜田山店が大通り沿いにあり目立っていたため、親近感もありましたね。
また、今まで培ってきた知識や技術で、こだわったリフォームにどこまで対応できるのかという挑戦のような感じもあります。スキルアップをするのに最適な会社だと感じました。これからも多くの現場を担当して、より技術をあげていきたいです。
そして、お客様に喜んでいただくことはもちろんですが、社内のプランナーさんの要望にしっかり応えて喜んでもらいたいと思っています。
この仕事の醍醐味や魅力を感じるところは?
お客様のご要望をプランに反映できた時。またそれが完成した時です。
空間をイメージする事・生活をイメージする事は簡単ではないことだと感じています。そのため、お客様のご要望の中には、お客様自身がご要望を伝える事が難しいと感じることもでてきます。その難しさをカバーできるヒアリング力と表現力で、いかにお客様とイメージを共有することができるかがこの仕事の醍醐味だと思います。
また現場も見に行く機会があるので、職人さんとも話し、使い勝手やメンテナンスのしやすいものを作るためにどうしたらいいかなどを相談しながら作り上げていけるところが魅力だと思います。
私の仕事は、デザイナーや施工管理のように物件の完成に立ち会える部署ではないため、完成や引き渡しに対しての達成感とは異なります。
適正な予算を組み、それがずれないようにプランナーや現場に伝えるためのシステム作り、効率的な仕事のための標準商材選定や、利益確保のためのメーカーや商社との折衝など商品企画・購買・積算という3部署を統合しながら仕事をすることで、シナジー効果を生み出すことができるところに魅力を感じます。
工事を進めるにあたって多くの工程がありますが、それが工程通りに進んでいくことがとても嬉しいです。搬入の日程・どの作業をいつまでにする・どこにどの職人さんを配置する……など、たくさん検討しなくてはいけないのですが、ある意味スポーツ試合の采配のような感覚で!(笑)。その工程・作戦にはまった時は最高ですね。
また、プランナーや設計担当からの要望通りに施工でき、喜んでもらえると嬉しくなりますね。さまざまなパターンの現場があり、自分の知識・技術を活かして挑戦できるところが良いですね。
好きな家具・建材とその理由を教えてください
卓越した技術力とモダンなデザインで知られる日本の家具メーカー、青林製作所の「ティファニー」というシリーズのエクステンションテーブルが好きです。コンパクトで、時代も感じられるような色合い、形、角のフォルムが良いですね。
また、「エクステンションテーブルです!」という感じが全くなく、見た目にも機能的にも素敵です。
カラーワークスさんで取り扱っている「VALPAINT(バルペイント)」という特殊塗料です。ある程度の知識と工具があればDIYでも使用可能で、私の自宅には何種類もの塗装や左官を施しています。いろんな表情が表現でき、今後も増やしていきたいです。
現場できちっと納まるものが好きですね。と言うとすこし質問の意図とずれているかもしれませんが……。新建材やメーカーものが好きです。きっちりとしていて、仕事柄、寸分違わず納まっているものに魅力を感じます。
スタイル工房のこだわりや、自慢できるところは?
先輩たちがとにかく面倒見がよいところです!
プロジェクト以外の相談もしやすく、さまざまな意見をもらえます。相談の積み重ねから、たくさんの知識を吸収することができています。そのような環境が整っているので、会社ではあるけれども学校のようで感覚で成長しやすいです。学べる環境があるって素敵なことですよね。
いい意味で自由だと思います。
新しく取り組んでみたいことや、会社がより良くなるための意見交換や行動を柔軟に受け入れてもらえるので、ゼロから物づくりを生み出したい人や、自ら動きたいタイプの人にはうってつけの会社だと思います。
みんな建築が大好きなことですね。
日頃から、建築用語を使ったり建築で例え話をしてしまいます(笑)。
例えば、一般的に「10cm」であるところを「100mm」と言ったり、職場の人たちと食事に行った際には、すぐに建築の話や仕事の話になってしまいます。「ここはどうすればよくなるのか」など、話し合いやすい環境です。
また、現場で使用するのに便利そうなアイテムなどをすぐネットで買ってしまいます。仲間に「こんなのあった!」と共有することもあります。
スタイル工房の雰囲気ってどんな感じですか?
とにかく頼れる上司と先輩ががいることです。大変な仕事ですが、相談できる環境があるので、自分自身が目標をもって挑戦すれば、必ず応援してくれる安心感があります。
それでいてアットホームなので、とても話しやすい環境です。
組織としての会社と、アットホームさがいいバランスで混在している会社だと思います。部署間の競争や対立のようなものもなく、上下関係も少ない会社だと思います。
とにかくみんな「建築が好き!」というのが伝わってきます。あとは、みんな話しやすいスタッフです。
そして、一人ひとり責任感をもって仕事をしているので、会社員・サラリーマンというイメージがないですね。
満足できる、納得できる家づくりをするためには、依頼先との相性も大切です。
この記事を読んで、スタイル工房に興味を持った方は、ぜひ下記のリンクよりプロフィールページをご覧ください。
スタイル工房の詳しいサービス内容を確認したり、ここから直接、資料請求や問い合わせをしたりもできます。
対応業務 リノベーション (戸建、マンション、部分)
所在地 東京都杉並区 (ほか全3拠点)
主な対応エリア 東京都 / 神奈川県
> プロフィールをみる