2018/10/30更新1like771viewC.O.Barry

面積が限られた都市の住まいで、豊かな開放感をつくる

都市での暮らしは、なんといっても便利さが魅力。しかし、住宅が密集していたり、法規制が厳しかったりと、住まいに関してはどうしても敷地面積や床面積が限られてしまいがちです。だからといって、諦めてしまうのは早計。できる工夫はたくさんあるのです。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

「横のつながり」で空間に広がりを与える

床面積に限りがある中で、広さを感じさせる住まいとするには、まず空間のつながりを上手に利用することです。
たとえばリビングと隣の居室を隔てる間仕切り壁を取り払い、一つの大きな空間にするのは有効な方法。視線の抜けがよくなって、開放感がぐっと高まります。
また、リビングと他の居室をL字型に配置して、一度に見渡せないようにするのも設計のテクニック。

見えない部分があると、その先の空間を想像させるため、実際の面積よりも広く感じさせることができるのです。

「縦のつながり」でのびやかな開放感を演出

可能なら、吹き抜けやロフトの設置も検討してみましょう。空間を立体的に考え、視線が上に抜けるようにすることも、広く暮らすためには大切な要素です。

リビングと2階の子供部屋を吹き抜けでつなげれば、家族が別々の部屋にいても気配が伝わり、ほどよい安心が感じられるでしょう。
たとえばリビングに接する空間は天井高を低くしておくと、リビングに入ったときに天井が実際より高く感じられ、のびやかな気持ちよさを演出するうえで効果的。

このように、縦方向に変化を付けると、広く見せたい空間をより広く見せることができます。

「外とのつながり」で室内にもゆとりを感じさせる

室内の床面積が限られているというなら、外部空間も合わせて活用してしまいましょう。

リビングの前にあるテラスやバルコニーを、ウッドデッキとして仕上げるのは良策の一つ。その際、段差をなくして内と外とをフラットにつながるようにするのが広がり感を高めるコツです。

リビングのフローリングと、ウッドデッキの目地を揃えるようにすると、いっそう効果が上がります。開口部もできるだけ大きく設けて、サッシの存在を感じさせないようにしたいですね。
住宅密集地のため、周囲からの視線が気になるという場合に検討していただきたいのは、建物をコの字型に設計するなどして、中庭を設ける方法です。

中庭に面した部分に開口部を設けることで、周囲に対するプライバシーを守りながら外の空間を取り込み、開放的に暮らすことができます。
庭のスペースがほとんど取れない敷地でも、ルーフテラスなら広く設けられるのではないでしょうか。

高い位置にある分、眺めもよく、日差しも豊かで、庭よりむしろ心地よく過ごせるかもしれません。

居室空間を有効に使う

階段をリビングの中に設けることで、なくすことができるのは廊下。それだけ居室を広く設計することが可能になります。

また、2階への出入り動線がリビングを通るので、親子のコミュニケーションを育むうえでも役に立ってくれるでしょう。

視線を通す素材を活かす

間仕切り壁や建具、収納の扉などにガラスやアクリルといった、透過性のある素材を使ってみましょう。

視線が抜けるようになることで圧迫感がほとんどなくなり、空間を仕切っていても広々とした開放感を演出できます。

インテリアの色合いやデザインも重要

壁や天井などのまとまりがある面には、白系など明るい色を用いるのがセオリーです。部屋が広く感じられ、家具なども美しく映えます。

また、窓のない大きな壁に収納を造作する場合は、壁面全体を使って大胆な設け方をしたほうが空間をすっきりさせられます。
床面積に限りのある都市の住まいですが、空間のつながりや効率的な活用、視線の抜けなどさまざまな工夫を加えることで、広く開放的に暮らせる住まいにできます。

これから長い年月を付き合うマイホーム。ゆとりを広げ、豊かな開放感を実現してくれる、楽しく心地よく暮らせる空間づくりを追求しましょう。
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