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2024/09/29更新|0like|1224view
住まいや暮らしの中心ともなっているキッチン。そのレイアウトには、いくつかのタイプがありますが、最近多くみられるのがⅡ型キッチンで、コンパクトなタイプも人気となっています。動線が短くまとまり、動きやすいⅡ型キッチンの特徴とプランニングのポイントをまとめました。
キッチンプランはさまざま。注目はコンパクトなⅡ型キッチン
コンパクトなII型キッチンのメリット・デメリット
オープンなⅡ型キッチンはダイニングテーブルの配置がポイント
参考にしたい住宅事例をピックアップ
Ⅱ型キッチンの中でも、特にコンパクトなプランのメリットは、省スペースでもレイアウトが可能なこと。マンションリフォームで人気の理由としては、リフォーム適齢期となる築10~20年マンションに多くみられるダイニングキッチンの空間(広さ)でも取り入れやすいことがあげられるでしょう。
また、キッチン内での動線が短くてすむのも大きな魅力。背面側キャビネットに加熱機器を設け、リビングダイニング側にシンクを設けるプランが多くみられますが、調理をしながら、振り向いてすぐにシンクの作業もできる、という使い勝手のよさが特徴でしょう。
逆に、振り向くという動作は作業しにくい、加熱機器からシンクへお鍋など大きなものを移動させるのが不安、という声も聞かれますが、いずれにしても、自分の調理スタイル、動きやすさの好みや慣れなどによるので、ショールームなどで実際に動いてみることが重要なポイントです。
最近では、限られたスペースを効率よく使うことができるということから、キッチンキャビネットにダイニングを並べたプランも注目されています。
プランや広さなどにもよりますが、キッチンキャビネットの隣にテーブルがあるため、出来た料理をすぐに出すことができること、片付けることも簡単なことがメリットでしょう。調理をするところと食べるところの距離が短く、横移動という動線が単純なので、家事の時短にもつながることも魅力。ダイニングからも作業に参加しやすい、ダイニングテーブルが多様な使い方ができることなどもメリットのひとつのようです。
デメリットとしては、リビングまでの動線が長くなること、レイアウト変更がしにくいことなど。使い方にもよりますが、雑然とした作業スペースがダイニングからの視界に入ってしまう、調理道具が見えてしまうといった声も聞かれます。作業音や臭いなど見えないものにも配慮することが必要でしょう。
プランニングの際には、くつろぎの場であるリビングなどへ行き来のしやすさ、リビングからの見え方などにも注意して。雑然としないように、使いやすい収納計画も検討するようにしたいものです。
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