2015/04/01更新1like2119view

著者:SUVACO編集部

より良い二世帯住宅をつくるために考えるべき5つのポイント

親世帯と子世帯がひとつ屋根の下に暮らす二世帯住宅。究極の「スープの冷めない距離」ともいえる二世帯住宅は、親子どちらにとっても安心感がある住居でしょう。しかし、家庭によって住まいへの要望や考え方は異なるもの。より良い二世帯住宅をつくるための5つのポイントを知って、理想の家づくりの参考にしてはいかがでしょうか。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

<1> ライフスタイルに合わせた住宅

2つの世帯のライフスタイルに合わせて、建物内での世帯の分離度を決定することが二世帯住宅のプランニングのスタート。生活空間を完全に分けた独立タイプ、独立しながらも玄関などを共用するタイプ、多くの生活空間を共用するタイプの3つのスタイルがあります。
中庭と小さなゲストハウスを共用するタイプの二世帯住宅。
玄関も共用で、2つの世帯をつなぐ象徴的な土間廊下になっています。

<2> 音への配慮

親世帯と子世帯は生活時間帯が異なるもの。子どもたちが遠慮なく元気に遊べる住まいづくりのためにも、階下への音の響きを軽減させる工夫が大切です。
防音仕様の無垢床材や開口部の防音サッシは、上下の階で世帯を分ける二世帯住宅にも適した仕様です。

<3> フレキシブルなスペース

普段は独立タイプや分離タイプの住まいでも、親戚がたくさん集まる場合などに使えるフレキシブルなスペースを確保しておくと安心です。長い目で見ると、子どもが増えた時などの家族構成の変化にも対応することができます。
可動間仕切り壁により、用途に応じて広さの調整ができる部屋。

<4> 1階の寒さ対策

上の階を子世帯、下の階を親世帯で分ける二世帯住宅がもっともポピュラーですが、年配になると急な温度差によりヒートショックなどを引き起こすことが心配され、冬場の1階の寒さ対策は重要な課題です。ソーラーシステムや断熱材、採光工夫などで冬でもあたたかい住宅を目指しましょう。
太陽熱を室内に循環させるOMソーラーシステムを備えたエコ住宅。
広い土間テラスで太陽熱を吸収することも冬場のあたたかさアップに一役買います。

<5> ユニバーサルデザイン

親世帯の将来を見越して1階をバリアフリーにする二世帯住宅は、今やスタンダード。老後だけでなく、妊婦や子どもにもやさしい住まいづくりが可能です。
親世帯が住む1階はバリアフリーに。玄関にはスタイリッシュな腰掛けを設置しています。
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