金額の比較だけじゃない！リノベの相見積もりから読み解く専門家の提案力と適性度

リノベーションにおいて具体的な要望や条件が決まったら、次はどの業者を選ぶのか？また、どれくらい費用がかかるのか？という段階でつまずく人も多いと思います。

この段階でできることの1つとして「相見積もり」をとるという方法があります。
ここでは、相見積もりをとる際に心得ておきたいポイントや注意点をSUVACOアドバイザーの解説と合わせてご紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

そもそも相見積もりってなに？

相見積もりをとる目的をしっかり理解しておく

見積もりの依頼は、何社くらいがいい？

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▼記事監修

竹村

SUVACOアドバイザー

SUVACO専任アドバイザーとして、戸建て・マンション問わず幅広いお客様の専門家紹介を担当しています。お客様と専門家をつなげるサポートの中で、お客様のニーズ、専門家の最新情報をアップデートし、「役立つ情報」をお届けしています。

そもそも相見積もりってなに？

依頼先となる専門家を選ぶ段階で、複数の会社（専門家）から提案（プランニング）や見積もり（工事にかかる費用）を出してもらうことをいいます。提案やそれを実現するための金額を比較できるので、専門家を選ぶうえで参考になる方法です。

竹村

リノベーションの工事金額は実際のところ、各社によって設計金額が異なり、業界一律の定価が決まっているわけではありません。同じような工事をする場合でも、使用する建材や設備機器、納め方なども専門家によって金額は異なります。

複数の専門家から提案や見積書をだしてもらうことで、それぞれのプランを実現した際に必要な費用感を知ることができます！

相見積もりをとる目的をしっかり理解しておく

相見積もりは単に安さを競わせ、価格を比べるだけのものではありません。
さまざまな観点で総合的に判断することでより良い専門家を選べる可能性がある、という考え方で相見積もりを取るかどうかを検討しましょう。

竹村

例えば、給湯器やトイレなど設備交換のリフォーム工事では、品番が決まれば安く工事ができる依頼先を探し、担当者さんのフィーリングや保証体制に問題なければ、契約しても大きな問題はないと思います。

一方、大規模なリノベーション工事では、さまざまな職種の職人が関わる複合工事になります。打ち合わせでイメージの相違を減らしたり、価値観が自分と合っているか、それ以外にも得意分野や施工実績、施工力といった総合的な比較、判断が必要となります。そのような判断軸でしっかりと見極めていくことが重要です！

また、必ず相見積もりを取った方が良いわけではありません。
ご自身がココだ！と思える依頼先と出会えたら、あとはその会社との打ち合わせの時間にに当てましょう。ゆとりのある期間でリノベーションを進めていくことが、リノベの成功で最も大切なことです。そのこともお忘れなく！

見積もりの依頼は、何社くらいがいい？

見積もりを依頼する会社が多すぎると、どこの会社と何の話をしたのか分からなくなり見極めポイントを見誤ってしまうことがあります。
資料請求や事前相談などで絞りこみ、最終的に見積りの依頼は2～3社にするのがおすすめです。

竹村

見積もりがでるまでに、初回面談や現地調査などを経て、プラン提案となります。そのプランを決定して初めて見積もりがだせる状態になります。そのため、1社に3〜4回位の打ち合わせが必要となることを念頭においておきましょう。

1回の打ち合わせで、約2時間程度の所要時間がかかります。その際にも各社とそれぞれの会話を進めるので、数が多くなることで言った言わないのトラブルが起こりやすくなります。
一括見積もりや一括資料請求を行って、たくさんの会社と一気に進めてしまうと、どの会社と何を話したかが分からなくなってしま方もいらっしゃいます。

比較する各社にもれのない正確な要望を伝えていくだけでもそれなりの時間を要するものです。そのため、あらかじめ数社（2〜3社）に絞り込み、見極めのポイントを整理し効率的に見積もりを依頼することが大切ですね。

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専門家紹介サービス【すばこと】では、ご紹介した専門家さんの見積もりがでた際にプランと合わせて疑問や不安を解決していくお手伝いをさせていただきます。

専門家をご紹介するだけではなく、おつなぎした後もご相談いただだける体制を整え、家づくりの完成までサポートをおこなっています。

竹村

実際にプランや見積もりをもらった後にいただくご相談は、「適正度」という点についてです。
それぞれの会社によって、見積もりの工事項目の記載は異なりますし、業界一律の定価もないため、なかなか分かりにくいと思います。

また、フルリノベのような長期間を共にする場合、担当者との相性も大切です。得意分野が自分たちの要望とマッチしているか、要望をくみ取ってプロ目線での提案してくれているか、さらに施工体制や保証制度にも各社違いは大きく異なるので、そのような観点も踏まえて総合的に判断しましょう！

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