2017年の春夏トレンドカラーは「GREENERY(グリーナリー)」(PANTONE社発表)。抹茶色に似たやわらかい新緑を思わせるグリーンが流行ると言われています。ファッションやインテリアにもこの流れが押し寄せ、目が離せなくなりそうです。
また、「GREENERY(グリーナリー)」のほかにも、注目のカラーが「ブルー」。
今年は、グリーン系が2色、ブルー系が3色も流行色として取り上げられています(PANTONE Fashion Color Report 2017より)。住宅やインテリアにおいても馴染みのいい色なので、プチリフォームやインテリアを変えたいと思っている方にもおすすめしたいカラーです。そんな2017年の春夏のトレンドカラーのグリーン、ブルー系の色を使った事例をご紹介します。
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グリーン系のインテリア
今年の流行色として
PANTONE社が発表したのが「GREENERY」というカラーです。
アメリカ大統領選挙をはじめとした波乱含みの社会、政治的環境における世の中に安心をもたらすと言われるとともに、活性化や再生、大きな目的のため再び人々につながりをもたらす色とも言われています。
ほかにも、同じグリーン系で「Kale(ケール)」というカラーもトレンドカラーとして取り上げられています。植物を連想させるカラーでもあるので、観葉植物など屋内にグリーンを取り入れるのがおすすめですが、タイルや壁紙など、グリーンをポイントにしたお部屋も爽やかで素敵です。
洗面カウンターのグリーンタイルが爽やかな印象です。
オリーブグリーンの漆喰壁をリビングに。アクセントカラーで優しく寛げる空間になっています。
ダイニングキッチンの壁をグリーンにした事例です。黒いアイアンを使った男前インテリアとの相性もよく、カフェのような空間を演出しています。
本物の植物でなくても、インテリアグリーンの効果を楽しめそう。
大胆なバスルーム奥の壁の緑の並木で森林浴気分。イラストの遠近法と鏡の映り込みで、空間の奥行きが増しているのも特徴的です。
ブルー系のインテリア
ブルー系のトレンドカラーは、フォーマルな席でも重宝される深みのある「Lapis Blue(ラピスブルー)」スモーキーなニュアンスカラーの「Naiagara(ナイアガラ)」
爽やかで透明感のある「Island Paradise(アイランドパラダイス)」の3つのブルーが2017年の春夏に注目されると言われています。
ブルー系のトレンドカラーを取り入れた実際の事例を見てみましょう。
寝室に取り入れた事例です。ブルーは精神を落ち着かせる色でもあるので、ゆっくりと静かに体を休めることができそうです。
天窓の壁にブルーを取り入れた事例です。
見上げるたびに、深いブルーの壁から覗く青空とのグラデーションが楽しみになりそうです。
壁全面にブルーを取り入れた事例です。ホワイトの天井や建具、ベージュのカーペットの組み合わせがバランス良く、優しく清潔感あふれる印象になりますね。
デスクコーナーの壁をブルーに。心か静まり、いいアイデアが浮かんできそうです。仕事だけではなくゆっくりと読書をしたり、贅沢なプライベート空間が広がります。
室内窓のある意匠壁をブルーにしました。
25年前にニューヨークに住んでいた夫婦の住まいは、ニューヨークのグリニッジビレッジのアパートがイメージ。深みのあるグレイッシュブルーは落ち着いた印象で、インテリアや家電とも馴染みのいいカラーです。
2017年のトレンドカラーを参考にグリーン、ブルー系を取り入れた事例をご紹介しました。毎日の暮らしを豊かに彩るヒントが見つかれば幸いです。「GREENERY(グリーナリー)」は、とくに取り入れやすいおすすめカラーです。大きめの観葉植物や鉢植えなどを屋内に置くだけでも気持ちが安らぎます。ぜひ、お気に入りの空間を手に入れてくださいね。