2018/10/29更新3like4171view

著者:mie

部屋の印象を大きく変える!壁の種類とその効果

部屋は床、壁、天井で構成されていますが、その中でも比較的リフォームしやすいのが壁ではないでしょうか。壁は部屋の面積の中で大きな割合をもつため、壁を変えることで部屋の印象は劇的に変化します。家の壁を見直してみませんか。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

壁紙

一言で「壁紙」といっても、文字が書ける黒板タイプ、布製、柄プリントなど、さまざまな壁紙の種類があり、最近ではDIYできるように、あらかじめ糊がついているものもあります。

クローゼットの壁にはフランスのボタニカルなクロスを貼って、華やかなワクワクするプレゼントボックスのような印象です。

塗装壁

塗装壁の一番のメリットは、自分の好きな色を細かく調整できること。比較的安価であるため、塗り直しも簡単にでき、気軽にイメージを変えることができます。

また、最近人気のセメントを含む左官材料のモールテックス。
水に強いので水回りにも施工できるだけでなく、さまざまな表情を出すことが可能なため、今後大注目の壁材料です。講習会なども各地で開催されているので、一度体験してみてもいいかもしれません。

木壁

床だけでなく、壁にも木材を取り入れてはどうでしょう。
四季がある日本で、古くから木材が家屋に用いられてきたのは、調湿効果が期待できる素材だったから。なによりも温かみがあり経年変化が楽しみな素材で、北欧風の家具とも相性抜群です。

また、強度もあるため、棚をつけたりするにも下地が必要なく便利です。
安価な杉板やシナベニヤから高価なヒノキまで種類は多彩で、木によってさまざまな表情が出せるのも魅力です。

コンクリート壁

コンクリート打ちっぱなしというと、モダンでおしゃれな印象。

スタイリッシュな家具や、流行のインダストリアルデザインを用いた家具などと相性がよく、特に男性に人気です。防音効果もあるので楽器を演奏する方にも向いているでしょう。

ただ冷たい印象や、断熱性の問題があり、壁の一部をコンクリート打ちっぱなしにし、他の壁を木や壁紙を用いる家も近年増えてきています。

タイル壁

マンションなど気密性のよい住宅では冬は暖かい反面、梅雨時期はどうしても湿気がこもりがち。そういったなかで、ここ10数年で急激に需要が伸びているのが、機能性タイルです。

機能性タイルとは、主に吸湿機能、脱臭機能に優れているものをいい、窓際の結露を防いだり、部屋にこもった臭いを除去してくれます。機能性はもちろんのこと、色やデザインのバリエーションも豊富。
ただ施工面積により効果が異なるので、施工業者にあらかじめ相談が必要です。

腰壁

腰壁とは、腰から下の部分に違う素材を張った壁のことをいいます。

材料としては、木材や壁紙が一般的。以前は傷防止のために取り入れられることが多かったのですが、最近は意匠的な効果を目的として腰壁を取り入れる家が増えてきました。
ここであげた事例以外にも壁には多くの種類があります。壁の種類と効果を知ったうえで、ぜひ自分の家にあった壁を探してみてください。きっと大きく部屋の印象を変えてくれることでしょう!
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