2021/05/17更新0like8113view

著者:SUVACO編集部

【Editor's Pick】SUVACOエディターの心に残った住宅事例ピックアップ[2021年4月]

毎月100件近く公開されているSUVACOの建築事例の中から、特にエディターの心に残った6作品をピックアップ。エディターのコメント付きで紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

SUVACO編集部が、特に心に残った事例を選んでいます

SUVACOには、ほぼ毎日、さまざまな専門家による事例が公開されています。

今回は2021年4月に公開された100件近くの事例のなかから、SUVACOエディターの「まつもと」と「まる」が、特に心に残った事例を3つずつ、計6作品選びました。

現地に行っているわけではなく、WEB上で見ているだけなので限界はありますが、どんなところが気になったのか、「いちおしポイント」も書いておりますので、ぜひご覧ください。

RR-HOUSE(真銅祥一朗建築設計事務所)

室内から大きな雑木林の緑も見ることができる、立地の良いメゾネットマンションリノベーション。テーマのひとつはさまざまな素材を使うこと。無垢の素材を多用した風通しの良い健康的な空間です。

編集部 まる

編集部 まる

【エディターまるのいちおしポイント】
大きく間取り変更をすることは難しかったからこそ、既存の間取りを活かしつつさまざまな素材で仕上げたそう。スケルトン状態にしてから鉄板やステンレス、石や木目をスタンプしたモルタル壁内装仕上げを一からほどこしている。素材そのものに説得力がある多彩な空間をじっくり見て参考にしたい。

玄妙(大田 司)

北海道ニセコのスキーリゾートから3kmほど離れ、静寂さと豊かな自然に囲まれている場所にある別荘。景色を最大限に活かしながら、石や木材などの自然素材の使い方が秀逸です。家の中も外からも、遠方からも見ごたえあり。

編集部 まる

編集部 まる

【エディターまるのいちおしポイント】
建物はウェルカムブロック・リビングブロック・スリーピングブロックの3つに分けて、それぞれが最高の景色を見ることのできる角度で配置。室内から見る景色は、リビングからは大きなパノラマ、寝室からは高さをおさえた景色を切り取るために片流れの屋根を交互に採用して眺めを多様なものに。木を見て「森も見る」素晴らしきかな。

稲村ガ崎平屋オフィスリノベーション(早田雄次郎建築設計事務所)

150段ほど階段を登った高台の、築80年を越える古民家。10年ほど前に補修が入ったようですが、外部の傷みが目立っていたそう。海を臨むことのできるおおらかな佇まいをそのままにすることを念頭におき、住宅をオフィスにリノベーション。

早田雄次郎「稲村ガ崎平屋オフィスリノベーション」
編集部 まる

編集部 まる

【エディターまるのいちおしポイント】
海が見える絶景の居間をメインオフィスとし、寝室をミーティングルーム、キッチンを書庫兼打ち合わせスペース。外部造園から大工工事はもちろん暖簾、金物にまでそれぞれ職人の魂が込められているそう。きっと、最高の職人たちが最高の仕事をして最高の環境が創られたのだと想像します。その熱量がにじみ出ていて、熱い。

ふたり暮らしにぴったりな、平屋の家にまるごと再生!スムーズな動線で家事もラクに(東急Re・デザイン(旧 東急ホームズ)の戸建てリフォーム)

夫婦ふたりの生活に戻り「階段の上り下りや、たくさんの部屋の掃除などがつらくなってきて」戸建てリノベを決意。生活動線を整理したことと移動がスムーズという平屋の利点を実感しながら、家事がラクになった分、好きなことに時間をかけたいそう。

東急Re・デザイン(旧 東急ホームズ)の戸建てリフォーム「ふたり暮らしにぴったりな、平屋の家にまるごと再生!スムーズな動線で家事もラクに」
編集部 松本

編集部 松本

【エディターまつもとのいちおしポイント】
夫婦ふたりの暮らしに合わせて、2階建て8DKの住まいを3LDKの平屋へとリフォーム。かなり大胆な減築ですが、ちょうどいいサイズ感の暮らしやすそうなお宅になっています。こういうのもリノベの良さ。

こしかべのいま(宮本久美子建築設計事務所)

住んでいたアパートが手狭になり、家族5人がゆったりとできる広さの家を購入してリノベーション。壁を取り払い40㎡近い広さのLDKワンルームを計画。腰高で空間を仕切る巨大造作家具で、家族5人がそれぞれくつろげる空間を実現しました。

編集部 松本

編集部 松本

【エディターまつもとのいちおしポイント】
40㎡近くある広い空間に、腰高の大きな造作家具を置くという発想がユニーク。
この腰壁があることで、小上がりスペース・ライブラリースペース・ベンチスペース・スタディスペースがゆるやかに共存しています。
将来、さまざまな使い方へと変更していけそうな自由度の高さも魅力。

庭見る小居 - 居場所を散りばめた小さくて広い家(エキップ)

設計者自邸です。しっかりとした庭を作り、屋内の様々な場所から庭や木が見えるというのがメインコンセプト。限られたスペースを「余すこと無く使うという気概で設計」したそう。対面キッチンではなく、あえてデッキを臨むキッチンにした理由を聞いただけで恋しそう。

編集部 松本

編集部 松本

【エディターまつもとのいちおしポイント】
「平米数(㎡)」として表される面積以上の空間的豊かさに、とことんこだわったことがよくわかる設計者の自邸。
まったく無駄な空間がないつくりにも関わらず、決して窮屈さを感じさせないのは、視線の抜けや陰影の変化への配慮が行き渡っているからなのでしょう。
荻野寿也景観設計による造園も見どころです。
SUVACOには、こうしたすてきな事例がほぼ毎日更新されています。
ぜひあなたのお気に入りを見つけてくださいね。

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